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【今日の口コミ&年収】vol.21 【更新日:2012.02.21】

雪印メグ 首都圏チルド飲料の生産集約 首位奪回の道のり半ば

  
  
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チルド飲料の生産を集約する雪印メグミルク チルド飲料の生産を集約する雪印メグミルク

 雪印メグミルクは首都圏のチルド飲料(牛乳・乳飲料)の生産拠点を集約する。首都圏の既存チルド生産拠点4カ所のうち3カ所を海老名工場(神奈川県)に建設する生産ラインに統合し、生産・物流コストを削減する。新しい生産ラインは2013年度下期の稼働を予定している。

 これは中期経営計画における事業基盤強化策の一環。チルド飲料市場3位の同社は、計画最終の2013年度に2010年度比で15%増の5800億円の売り上げを目指しており、まずは2位の森永乳業を追撃する。

 雪印メグミルクは、かつて乳業メーカートップだった雪印乳業と日本ミルクコミュニティが合併し2011年4月に設立された。

 旧雪印乳業は集団食中毒事件や牛肉偽装事件などで、グループ会社の雪印食品が廃業。旧雪印乳業も市販乳業部門を日本ミルクコミュニティへ譲渡するなど、事実上の解体を余儀なくされた。

 こうした経緯から、雪印メグミルクでは「消費者重視経営の実践」「酪農生産への貢献」を企業理念に掲げている。その苦い経験は生かされているのだろうか。キャリコネに寄せられた口コミから探ってみよう。

 「過去の不祥事から学んだ教訓を生かして、これからさらに伸びる会社だと思う。若手からベテランまで、バランスが取れた良い会社だと思う」

 と言うのは、営業で働く30代後半の男性。この男性は旧雪印乳業の社内体質が変わりつつあると感じでおり、前向きな気持ちで働いている。

 一方、30代前半の男性システムエンジニアは次のように話す。

 「チャレンジした人が報われる人事制度との触れ込みだったが、現状ではチャレンジして結果を残しても報われない」

 社会や消費者などの“社外”に向けた改革は進んでいるが、人事制度といった働く人たちの“社内”に向けた改善では、まだ課題が残っているようだ。

 いくら新しい皮袋を用意し、新しい企業理念を仕込んでも、社会はもちろん、社員に対しても経営陣の「誠実さ」という酵母がなければ、新しい酒にはならない。貴重な人材を腐らせないためにも、経営陣のさらなる誠実な会社運営が望まれる。信頼回復と名実共に一流の乳業メーカーを目指している雪印メグミルクだが、その道のりはまだ半ばといったところだろう。

(記事:Bizトピックス編集部 → 編集記者募集中

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