職務経歴書の形式
年代順式
職務経歴を、最初の仕事から現在の仕事まで時間の流れに沿って書いていく、オーソドックスな形式。若い人、職務経歴が少ない人向け。
逆年代順式
職務経歴を直近の仕事から過去の仕事へとさかのぼって書いていく形式。直近の職歴を目立たせるため、職務経歴が豊富な社会人歴の長い人向け。
キャリア・職能別式
時間の流れには関係なく、職務経歴を仕事の分野・職種ごとに書いていく形式。専門性の高い職種の人、転職回数の多い人向け。
職務経歴書の長さ
A4が1枚~3枚が一般的です。職務経歴は簡潔にわかりやすく、かつ経験をきちんとアピールしているものが理想とされています。社会人経験が長い人は、詳細に記述すべき部分とそうでない部分を分けて書く必要があります。
選ばれる職務経歴を書くポイント
応募企業を調査
転職したいと思う応募企業が、どのような人材を採用したいのかを理解するために企業の調査を実施します。
・過去3年間の業績(全社および日本の売上と経常利益)
・今後3年の事業計画
・将来のビジョンや事業理念
・ビジネスモデル
・主力製品やサービスの売上比率
・経営陣のバックグラウンド
など
上場企業の場合は、投資家向け情報として事業報告や事業計画をホームページ上に掲載しておりますし、プレスリリース、記事、動画インタビューなどをチェックしましょう。
応募ポジションから考える
転職では、応募職種の募集要項も意識する必要があります。その応募職種に自分の経歴がマッチしているというアピールを職務経歴書で強調します。
企業は最初にあなたの職務経歴が応募職種にマッチしているかで判断を下します。採用側の立場になって、何をアピールするかを十分に検討しましょう。
また外資系企業に応募する際は、謙虚さは積極性の欠如や自信のなさとみなされますので、自信過剰と思うほど強くアピールするくらいがちょうどよいです。
具体的なアピール
具体的なアピールには数値が求められます。職務経歴や実績をできるだけ定量的にまとめ、数値化できないものは定性的な効果をまとめます。
読み手がくみ取ってくれることを期待せず、業界人でなくても“すごさ”が伝わるように、できるだけシンプルにわかりやすく記述する必要があります。
たとえば、営業系職種の場合は、
・誰に(どの顧客に?)
・何を(どのソリューションや製品を?)
・どのように(どの販売ルートで?)
・いくらで(販売金額は?)
・どれぐらい販売し(販売数量は?)
・どのような効果があったか(顧客の投資対効果は?)
などです。
製造第一営業部長に就任
-大手電機メーカーを複数担当
-大型プロジェクトを受注
製造第一営業部長に就任し、電機メーカー・精密機器営業グループを統括
-部下15名
-年間国内売上目標 150億円
(グローバルSCM、CRM案件を複数受注)
-担当顧客: ○○電子工業、△△精密
-主要コンタクト:○○電気常務執行役員、△△精密 社長、専務
技術系や管理系の職種も、同じように自分が提供したビジネス上の価値について定量・定性の両面から考えてみるとわかりやすくなります。
ケアレスミスをなくす
文章ミス、誤字脱字は致命的ですので、完成してから最低でも2回は見直しをしましょう。