気になる企業の評判、年収、口コミ、転職情報をチェック

【企業徹底研究】vol.1 【更新日:2009/04/01】

ソニーらしさ、パナソニックらしさ

  
  
͂ĂȃubN}[Nɒlj
  
  

 ソニーで働く49歳の男性。事務部門の課長級で、毎月の基本給は65万円。管理職なので残業代などはないが、ボーナスが年間300万円あり、年収は1080万円になる……。
 こうした「給与明細」が実に3000件以上も、「キャリコネ」に蓄積されている。東証一部に上場する大会社や有名な大手外資系から、新興のベンチャー企業まで。さまざまな会社でさまざまな職種に就いている男女の生データだ。いわばその一つひとつが、働く一人ひとりの「横顔」になっている。
 ソニーの男性は、自分の報酬について、こうコメントしている。
「成果主義だが、職場によっては成果が認められないセクションもある。また、上司によっての差も大きい。このあたりが課題」
 自分の仕事や会社に対する率直でリアルな思い。それが読み取れるのが「キャリコネ」だろう。これから始める連載ブログ「週刊企業レビュー」では、これら3000件超のデータを渡り歩きながら、そこから垣間見える現代人の「働く姿」を映し出して。

 ソニーの好敵手といえば、パナソニックだ。では両社を同世代で比べてみよう。パナソニックの研究開発部門に勤務する48歳の課長級男性は、毎月の基本給51万円に、諸手当が14万円ある。残業代はない。ボーナスは年間320万円で、年収は1100万円。この2人についてみれば、ソニーとパナソニックの報酬はほぼ同格といえる。まさにライバル関係だ。
 しかし、意識には微妙な差がある。
 パナソニックの男性が評価するのは、自社のCSR意識の高さだ。
「事故発生の事実を公表するまでの時間が以前より短くなると共に、その対応(対策や増発防止に対する)が良くなってきているように思う」
 男性は「キャリコネ」にこう記述している。パナソニックでは4年前、石油温風機によるCO中毒事故で死者が出たことが明らかになった。だが、情報公開と問題製品の回収に全力を尽くす企業姿勢は、社会から高く評価された。自社のこうした姿勢を、この男性社員も誇らしく思っている。
 「キャリコネ」では、給与データのほかに、こうした社員意識についての数多くのデータがある。福利厚生や査定、研修、残業などについてたくさんの質問をして、回答をもとに各種項目ごとの数値化をしているものだ。

 そこで、この意識調査データを、ソニーとパナソニックで比較してみよう。両社からそれぞれ任意に抽出した約30人ずつを集計すると、グラフのようになった。
 どうだろうか。まさに「ソニーらしさ」「パナソニックらしさ」を読み取れる結果だ。
 7項目のうち、「報酬」や「やりがい」についての評価は、ソニーがパナソニックを上回る。実際、平均給与はソニーが高い。最新の有価証券報告書によると、全従業員の平均給与は、ソニーでは957万円(平均年齢40歳)であるのに対して、パナソニックは846万円(同43歳)だ。
 しかし、「CSR意識」「信頼性」では、パナソニックが上回る。これも社会一般の評価とよく合致している。なるほど、パナソニックの製品には、ソニーのような最先端の「とんがり」はないかもしれない。しかし、丈夫で長持ちする「信頼性の高い製品」という評価が、世間にはある。「キャリコネ」の社員の意識調査結果には、そんな自社製品への自信が表れている。



(記事:Bizトピックス編集部 → 編集記者募集中

▲このページのトップへ戻る

͂ĂȃubN}[Nɒlj
» BizトピックスのTOPに戻る
この記事に関するツイート
careerconneをフォローする
この記事に関するfacebookのコメント
登録業界一覧
東北地方太平洋沖地震について
キャリコネでは、東北地方太平洋沖地震の被災者の方々に対して、就職支援を行う人材紹介企業を募り、支援企業の紹介を行うことにしました。
詳しくはこちらをご覧ください
スポンサーリンク