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新型コロナで退職を決意した人の声「陽性者が出たらテレワーク」「月給7万円に下がったのに副業禁止」
一部の地域を除き、緊急事態宣言が解除されたものの、外出を自粛したり3密を防がなければならなかったり、まだまだ予断を許さない状況は続いている。
今回の緊急事態宣言を受けて、企業側もさまざまな対応を迫られているが、コロナをきっかけに会社に不信感を持ち、退職を決意した人がいる。
陽性反応が出てからテレワークを始めるのでは手遅れではないだろうか。陽性者が出る前にテレワークで感染を防ぐのが通常の対応のはずだ。
他にも、コロナに関する会社の方針に不満を抱き、退職を決意した人の声を紹介する。(文:林加奈)
"3密"で妊婦を働かせるブラック企業「在宅と出勤の社員の給与が一緒」
都内在住の20代女性は、今回のコロナ危機で会社の本質が見えたため、退職を決意したという。その経緯をこう語る。
1日200コール、と3密に近い環境で妊婦を働かせる会社の姿勢はまさにブラック企業そのものだ。ブラックな一面を感じる会社の対応は他にもあり、
女性はコロナにかかったときのことを考えてしまい、ニュースでコロナの話題を見ただけで鬱状態になるほど体調が悪くなったという。
「残業代カットで月給7万円でも副業禁止」で飼い殺し状態
埼玉県内のホテルで働く30代の男性は、コロナ以前から過酷な労働環境におかれていた。
ところが、今回のコロナ禍で4月と5月は休業となり、基本給の6割保障から諸々引かれて手取りが7万円まで下がってしまった。
確かに給料が7万円しかないにもかかわらず、副業が禁止では生活が成り立たない。このような社会情勢においては、せめて副業は解禁してほしいものだ。男性は「生活のために、やりがいもキャリアも正社員という安定も捨てます!」と、新たなステップを踏み出す決意を語ってくれた。
※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナで退職を決意した人」や「新型コロナで散財したものは?」に関するアンケートを募集しています。