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不正告発のためなら「内部情報の投稿は許される」――20代と40代で1割超え
CIJが20歳以上のビジネスパーソン2000人を対象に実施したアンケートによると、ツイッターやフェイスブックなどSNSの個人アカウントに、業務上知りえた情報を投稿することに「問題ない」と考える人は23.8%にのぼったという。
最も肯定されたのは「不正行為を告発する意図で、内部情報を投稿する」行為。次いで「立場を明かさず、自社のサービス・製品に肯定的な投稿をする」行為だった。
「ステマ」肯定は20代で13%、50代以上は4%
アンケートでは、業務上の情報漏えいやソーシャルメディアの炎上につながりそうな10の投稿パターンを例示し、「問題ない」と思うものを複数回答させた。以下、カッコ内は「問題ない」とした回答者の割合。
年代別に見ると、1位の「不正告発」を肯定した割合が高かったのは、40代で11.2%、次いで20代で10.2%だった。いろいろと鬱憤の溜まりやすい年代なのかもしれない。
2位の行為は、いわゆる「ステマ」としてネットユーザーから忌み嫌われている行為だが、20代では肯定する人が13.0%と高く、50代以上では4.0%と低い。年齢の高い人の方が、正義感が強いということだろうか。
一方、例示された10の選択肢に「問題がないと思う投稿はない」(=いずれの投稿も問題である)と答えた人は76.2%にのぼった。50代以上では82.2%を占めた一方、20代では66.4%と低く、SNSへの炎上リスクに対する世代間の意識の違いが表れた。
あわせてよみたい:日立の「内部告発窓口」は機能しているのか
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