具体的な業務内容
【横浜】金属材料および素形材製造プロセスに関する基礎研究・技術開発
【金属材料研究/防衛・宇宙領域/航空エンジン/主力製品に携われる】
■業務内容:
R&D部門として、ニッケル基合金・チタン合金・アルミニウム合金いずれかの素材をテーマにした、材料研究および素形材製造プロセス(溶解/凝固/鋳造/鍛造)技術に関するプロセス試験、材料評価、プロセスシミュレーション等を担当いただきます。(航空エンジンが主な対象となりますが、部門所掌としてはIHIグループの全製品となります。)自身の研究テーマにおける課題設定、要件定義、要素技術の開発(解析・実験)、システム化および実適用支援のほか、中長期的に必要とされる将来技術の探索とそれを開発するための基礎試験(フィジビリティスタディ)、新規事業の提案や、技術開発で必要となる発明提案、学会発表、論文投稿、社内報告書の作成などの一連の業務に携わっていただきます。解析や実験は、社内ラボでの実施がほとんどですが、技術開発本部内の他研究者や、工場部門(相馬など)、事業部門の材料研究チームとも協働しながら、実際の製造プロセスや素形材製品の付加価値の向上がミッションとなります。
■求人概要
HIグループにおける基盤技術の開発や、事業部門・関係会社との協働による現有製品・サービスの高付加価値化および新製品の開発などを行うとともに、新技術・新分野創出に向けた技術開発プロジェクトの推進・実施を行う技術開発本部にて、主力製品である航空機用エンジンにおける金属素形材の製造技術に関する基礎研究に携わっていただきます。
■求人のアピールポイント:
素形材技術は、市場拡大や製品付加価値向上などに対応するために、重要な役割を果たすことから、今後さらに注力して推進していく分野と位置付けています。その中で、基盤的な原理・現象の解明、プロセス技術最適化などへの取り組みが必要となっており、それらに関わる試験や解析の推進に携わることができます。特に金属材料に関わる相変態や凝固などに関わる知識や、解析・実験に関わってきた経験を活かして、金属素形材におけるサプライチェーンの強化に貢献することができます。属人的な製造技術(鋳造・鍛造など)に対して、将来的にはAIなどの先進技術の活用による高度化や、それに向けた基盤データベースの構築により、開発期間の短縮や安定した生産・量産化などの実現に携わっていただくことも考えています。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等