具体的な業務内容
主にコンピュータソフトウェアの設計や開発を行っていただきます。
当社の主なお客様は自治体になります。一口に自治体向けのシステム開発といっても、人口規模によって導入いただくシステムが変わりますので、その作業範囲は実に幅広く作業工程も多岐に渡ります。最近はテレビ会議システムを使うこともありますが、現地での打合せなど出張に出かけることも多くあります。
私の所属している住民情報グループでは、住民情報システムと呼ばれる住民向けサービスに関するシステム構築を行っています。(例えば住民票の発行処理や税納付書の作成・証明書の発行処理など)
また、内部情報グループでは、主に自治体職員が利用する財務会計システムや文書管理システムなどの開発を行っています。
いずれも、システム導入から本稼働後の運用・保守支援まで含め、トータル的なサービス提供を行っていますので、プログラミングスキルやコミュニケーション能力はもちろんのこと、自治体業務知識も必要になってきますが、実際に開発業務を経験していく中で習得していってもらえればと思います。
何と言っても携わったシステムが無事に稼働した時ですね。
システム本稼働当日の立会い作業はとても緊張しますが、その分無事にシステムが動いた時は、何とも言えない充実感と達成感がありますね。
私たちが作っているプログラムは、工場のラインで作られる同じ形・同じ性能の製品とは違って直接目に見える形がないので、その製品(システム)の良し悪しは、システムエンジニアの考えやアイデアなどで、出来栄えや使い勝手が大きく違ってきてしまいます。
そのため、システム設計・開発段階では、お客様やチームメンバーと意見の食い違いが起こったり問題が発生したりしますが、それも全てお客様にとって「導入して良かった」と感じてもらえるシステムを作りたい、そしてシステム開発を通じ地域や社会へ貢献したいという想いがあるからなんです。それが仕事へのモチベーションになっています。
もしかしたら、今あなたが暮らしている街の自治体システムも、私たちがお手伝いさせていただいたものかもしれませんね。