具体的な業務内容
官公庁から発注された「土木構造物の設計」をしていただきます。
大別すると“建設分野”と“農業分野”に別れます。
◆建設分野 道路・橋梁・河川・砂防・上下水道・トンネル・ダム・公園 等
◆農業分野 用排水機場・用排水路・ほ場整備・集落排水・ため池・緑道整備 等
営業部が受注した案件に関して、設計の前段で調査部が測量・調査をします。
設計技術者は、発注者(県や市町村の担当者)との打合せで発注内容の詳細を確認した後、以下のステップで設計業務を進めます。
~事業計画策定 ~施設設計 ~構造計算・図面作成・数量計算・経済比較 ~報告書作成
写真は愛知県にある“太陽の排水機場”と呼ばれる建物で、12市町村の人々の生活と1万ヘクタールを越える肥沃な農地を守っています。国の事業の中で、当社の技術者が設計しました。景観を考慮して、建物には地元の高校生がデザインした『輝く太陽と、水に踊る魚達』が描かれています。
土木事業の中で当社の技術者は設計という一部分にしか関与しませんが、完成した構造物は“技術者の創造力の果実で自分が生きた証”です。写真の様に派手さは無くても、自分が設計した道路や橋などが様々な所で人々の生活や地域の産業を支えています。
当社のベテラン技術者曰く、「若い頃は『俺が設計した道路だ』と恋人に自慢した。子供達には『あの橋はお父さんが設計した』と自慢した。今は『あの公園はおじいちゃんが設計した』と孫に早く自慢したい。」と。