具体的な業務内容
【広島本社】モータ信頼性評価・実験・検証/MBD開発により車両開発の上流に携われる/UIターン歓迎
電気駆動システム開発において、モデルベースに基づく性能検証と実機によるモータ信頼性評価/機能検証などの業務に従事いただきます。
【職務詳細】
■開発初期
・モデルベースによる性能予測/検証
・目標未達を見つけ出し、設計プロセスへフィードバック、前倒しの潰しこみ
■実機立ち上げ後
・実機を用いた評価/検証を行い、目標達成を確認
・モデルと実機のコリレーションをとり、モデルベース開発の精度を向上
将来的に開発の上工程である商品企画において、モデルベースによる性能予測に基づいた商品仕様やシステム構成、システム機能配分の提案に従事頂くことも視野に含めており、ほぼ全ての開発プロセスに関わることが可能となります。
【ポジション特徴】
・当社では評価/検証業務を敢えて「実研」と呼んでおります。実験と研究の両面を併せ持つ業務であることに由来しています。
・車両開発が始まると開発部門に対して車両目標が提示されます。この車両目標には出力や重量などの純粋な物理量の他に、お客様が五感で感じる加速のスムーズさや心地よい動作音など定量化が難しい項目も含まれています。
・ひと昔前の実研はユニットや車両が完成した後の工程が主な担当領域でしたが、モデルベース開発を導入したことにより開発の上工程にシフトしていき、現在では開発の広い範囲に携わるようになりました。開発の早い段階でのモデルベース予測により、確かな商品性、品質の作りこみや、後工程での手戻り抑制につながる貢献度の大きい業務です。
【マツダにおける電動化の動き】
・マツダではSKYACTIV-X/直列6気筒など内燃機関の一層の進化と電動化技術の拡大を継続しており、「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」をベースとして 国ごとの電源事情や環境規制、お客様のニーズに応じたマルチソリューションを展開していく計画です。
さらに2025年以降は、さまざまな車格やボディタイプのEVモデルに適応できるマツダ独自のEV専用プラットフォーム「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」を新たに導入する予定で、2030年時点での生産における電動化比率は100%、EV比率は25%〜40%を想定しています。
チーム/組織構成