具体的な業務内容
【フルリモート相談可】電気駆動システムにおけるモーター/インバータ制御開発(EV/PHEV領域)
【職務概要】
モデルベース開発を用いた電気駆動システムの制御技術開発、実研を実施いただきます。
【職務詳細】
以下のいずれかの業務を担当いただきます。
・電気駆動システムの最適機能配分によるシステム構築および高密度高効率インバータの開発
・電気駆動システムの総合制御、およびインバータ制御開発
・電気駆動システムのプラントモデル、およびインバータ特性、変換損失、熱伝達、NVなどのモデルベース技術開発
・実機検証による制御実研(ロジックのロバスト性検証)
【部門ミッション/ポジション特徴】
・ドライブトレインの開発を担当している部門で、トランスミッションやドライブシャフトなど、動力伝達に関わる部分の開発を担当しています。モーターの回転数やトルクの制御を担うインバータはドライブトレイン開発の中でも重要な部品・システムです。
・モデルベース検証はインバータやコンバータなどの電機駆動単体ユニットの検証に留まらず、エンジン/エンジン部品も含めた関連ユニットやシステムとの関連を検証することができ、クルマ全体で最適化を図るプロセスにも関わることができます。
・部門の特徴として、実研と設計が同一部門にあり、モデルベースでの設計検証や実研性能予測、ユニットや実車での実研検証、検証結果のモデルベースへの反映と一連の電機駆動開発プロセスを部門内で連携しながら進めています。
【マツダにおける電動化の動き】
・2022年に専門的な知見を有する地場企業と合弁会社を設立し、電動駆動ユニットの高効率な生産体制の確立を進めております。
・バッテリーについても高効率/低コストとなる最適設計で実現できるよう、どのようなセルでも使いこなすためのバッテリマネージメント技術の開発、車両適用技術開発、モジュール構造開発への取り組みを進めております。
・内燃機関の一層の進化と電動化技術の拡大を継続しており、国ごとの電源事情や環境規制、お客様のニーズに応じたマルチソリューションを展開していく計画です。さらに2025年以降は、さまざまな車格やボディタイプのEVモデルに適応できるマツダ独自のEV専用プラットフォーム「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」を新たに導入する予定で、2030年時点での生産における電動化比率は100%、EV比率は25%〜40%を想定しています。
チーム/組織構成