具体的な業務内容
【広島本社】生産技術開発・量産準備(シャシーなど車体組立工程)_PE2404
ロードスターを始めとするマツダ車の人馬一体の車両走行性能を実現させる、完成車組立の生産技術開発と新車の量産準備に関わる業務に携わっていただきます。その中でも、品質を満足できる車両構造や生産方式の決定(安全性、操安性、外観折合)や品質目標を達成できる、組付け順序、作業要領の検討等に携わっていただきます。
<変更の範囲>将来的に会社の定める全ての業務に配置転換の可能性あり
【業務詳細】
(1)設計や実研部門との活動で、シャシー領域を中心とした艤装部品(サスペンション、ブレーキ、アクスル等)の新しい組み立て方の提案、実現させるための車の構造と工場設備の構想立案
入社後はまず、(1)の業務において走行性能の技術開発をお任せします。
基本は先行開発の領域ですが、図面が出てくるまでを待つのではなく、設計の段階から入り込むことで、早い段階で車の価値・品質を高めることを目的としています。
※業務一例:ホイールアライメント(車のタイヤの向き)について検証する場合
唯一地面と車が接地しているのはタイヤであり、車のタイヤの向きによって走行性能に大きな差が発生します。CAE(ADAMS)を使った構造モデル解析の結果と、生産技術グループ自ら車運転した実車での差を分析、部品やボディから切り離して要素ごとに解析し、新しい組立方を考案します。
(2)新しい組み立て方で性能や品質を保証する構想を考え、工場で作業しやすい工場設備や治工具の導入
※取り扱い部品:主にシャシー、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、ハーネスなど
【キャリアパスについて】
ゆくゆくは新車量産準備の全体統括ができるPMも目指して頂きます。また、車両組立だけではなく、車体や駆動のパワートレインまで含めた全体を統括する生産副主査という全社で活躍できるステップもあり、将来のキャリアへ向けてチーム内で専門性を上げることが可能です。
【部門のミッション】
私たち生産技術部門は、自動車の量産開発において開発と工場をつなぐ役割を持っており、デザイナーが作ってくれたものをR&Dで形にして図面を描き、それを量産化するにはどうするかを考える部隊となります。その上で、完成車を組み立てる為の革新的な生産方式を創造し、狙いの品質・コストを満足する工程の設計と工場で維持管理できる設備を提供しています。
変更の範囲:<変更の範囲>将来的に会社の定める全ての業務に配置転換の可能性あり
チーム/組織構成