具体的な業務内容
【佐賀/伊万里】造船設計技術者(基本計画) 〜強い開発力と柔軟性を持ち合わせた歴史ある造船所です〜
■業務概要:同社伊万里造船所で建造する新造船を中心とした船舶基本設計を担当頂きます。タンカーやバラ積み船(バルクキャリアー)、LPG・LNG船など、10〜30万トンクラスの船舶を中心に業務を行って頂きます。
<主にお任せする業務>
・船体仕様検討、基本設計業務
・新規受注プロジェクトの企画(商品開発)
・原価見積もり
などの業務を想定しておりますが、これまでのご経験を加味して当面の業務内容を決定致します。
■業務環境:工場設備は効率の良いT字型レイアウトでセミタンデム建造方式(1.5隻同時建造方式)を特徴としております。
また、東京大学の支援により開発されたシミュレーションソフトウェア「VISION」を利用しており、3次元CADで全て設計されます。
おおむね発注から設計までに7ヶ月、建造で9ヶ月のリードタイムで建造されています。
■伊万里造船所について:1974年に竣工した歴史ある造船所ですが、2005年、2007年に第1次、第2次の大型設備投資を行い建造設備を増強しています。
2012年3月現在で約3年弱の手持工事量を確保しておりますが、近年の中国、韓国などの追い上げを受け、受注から竣工までのリードタイム削減や
高付加価値船の建造を強化しています。
代表的なものでは省燃費性能を中心とした環境対策面で、その一環として、商船三井社との共同検討により、同社の次世代船シリーズコンセプトである「ISHIN-Ⅲ」の実現に向けた、主機の「排熱エネルギー回収システム」を当社主力船型である250千重量トン型鉄鉱石運搬船(WOZMAX)に搭載することとし、従来の同船型と比較して航海中の燃料消費量の約6%削減が見込まれ、CO2排出量削減にも寄与する船舶の建造など、価格面で優位に立つ中韓勢を迎え撃つ計画です。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等