具体的な業務内容
【フルフレックス】ソフトウェアの品質管理および技術管理◆NECグループ/研修制度充実
■職務内容:
(1)品質マネジメントシステム(QMS)の管理・推進
全社の品質目標を定め、品質活動計画を策定して、活動状況を定期的に監視します。また効率的かつ確実なQMSの運用に必要な課題の抽出や改善策の検討を行い、全社規程や作業ガイドラインの改訂、教育の実施などにより品質活動を全社へ展開します。さらにJISQ9100認証のための内部監査や外部認証機関の審査対応を行います。航空宇宙・防衛事業のシステムは高い信頼性が求められ、その実現にはQMSの構築と現場への浸透が重要です。本業務はその重要な役割を担うものであり、QMSの推進について全社横断的な立場で社内リードできます。またJISQ9100の理解を深め、外部認証機関による審査対応等の業務経験を積むことで、QMS推進を役割とした管理職を目指すことも可能です。
(2)品質データに基づく傾向分析
事業部で開発したソフトウェアに関し、開発規模、開発工数、レビュー工数、テスト項目数、バグ数などのデータを収集し、生産性、工程別バグ密度、レビュー密度、テスト密度などの品質データを算出して、事例の傾向分析を行います。分析結果に基づき、品質向上に向けた改善施策の検討や全社品質指標の制定などを行います。これらの業務を年度ごとに実施し、成果を全社ソフトウェア開発データ白書としてまとめます。
過去の開発実績を定量的かつ多角的に分析し、それを全社品質向上活動につなげていただきます。統計処理や分析業務の経験やスキルが生かせるのはもちろん、ソフトウェアの開発経験があれば研修などを活用し、チームメンバーと協調して業務可能です。
(3)技術管理
将来獲得が必要な技術要素(一般的なICTやソフトウェア開発技術のほか、専門性の高い業務固有技術を含む)を全社としてとりまとめ、中期計画として体系化します。また中期計画に基づいて検討される各事業部の研究開発(R&D)活動について、審査会や成果報告会などの企画、運営を行います。さらに全社で保有する技術を技術マップとして整理し、全社公開します。
事業部や社内のプロフェッショナル職(技術的に社内をリードするメンバー)と密に連携して業務を行います。当部門はスタッフ部門の位置づけですが、NECの技術動向などを含め技術的な知識を深めながら、全社の技術戦略の立案や技術力向上への貢献が期待される役割となります。
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例
開発環境