具体的な業務内容
大手自動車関連メーカーの海外工場に導入される設備の製作のまとめ役となり、海外の設備メーカーの選定から製作支援までを手掛ける仕事です。
<仕事の流れ>
▼営業から内容の確認
発注元の企業、生産設備の仕様、納入先などを確認します。
▼現地設備メーカーの選定
納入先の現地へ。既に取引のある各設備メーカーを中心に訪問して各社の得意分野などを調査し、選定します。設計は日本の設備メーカーが行ないますので、製作部分を中心とした調査になります。
▼設計の依頼
国内の設備メーカーには、国で異なる工業規格とともに設備の仕様を伝え、各社に設計を依頼します。
▼発注元と打ち合わせ
国内の設備メーカーから上がった設計図や回路図をもとに打ち合わせ。発注元の要望をもとに各設備メーカーに修正を依頼し、図面を完成させます。
▼各設備の製作計画の立案
「何を」「どこで」「いつまでに」「何人で」「どれくらいのコストで」作るのかの計画を段階ごとに立てます。
▼製作現場への指示
現地へ出張して製作の説明、手配。言葉が通じなくてもわかるように事前に準備した写真や日本語と英文が併記された図面を現地の製作スタッフに見せて説明します。一旦帰国後、再び現地へ。組立調整段階になったら、国内設備メーカーの技術者が製作指導のために出張しますので、一緒に装置を完成させます。
車の重要パーツのラインに携わるので、自動車産業の一翼を担っていることを感じられるところにやりがいを感じられると思いますよ。お客様となる大手各社が海外工場での生産を強化していることもあり、当社に寄せられる依頼が増えている状況ですので今後もやりがいのある規模で進んでいくでしょうね。