具体的な業務内容
【茨城】標準物質職(製造)生薬からの単離精製、化学合成など〜創業130年超の老舗医薬品メーカー〜
〜有機化合物の単離精製または化学合成の経験をお持ちの方へ/“KAMPO”で人々の健康に貢献/住宅手当、家族手当などの手当充実/土日祝休み〜
■業務内容:
・計画に基づく標準物質の製造(生薬からの単離精製,化学合成)
・標準物質の新規製造法開発,製造法改良研究
・標準物質の製造アウトソーシングマネージメント(製造受託メーカーとの調整)
・生薬関連未同定成分の単離精製,構造決定
・生薬関連成分の在庫管理(登録,保管,提供,調製) 等
■グループのやりがい・魅力:
医薬品の品質試験に使用する標準物質(主に生薬成分)を製造し、当社各工場に安定的に供給する業務を通じて、当社生薬及び漢方製剤の安定供給を支える役割を果たしています。また、生薬成分に関する研究開発にも取り組んでおり、生薬成分の調製・提供、未同定成分の構造決定(NMR、LC/MS、結晶スポンジ法)等の業務を通じて、各研究業務の加速化・深化に貢献しています。
■漢方マーケット:
・当社は創業130年以上の歴史を持つ東証プライム上場企業です。「自然と健康を科学する」を経営理念に、医療用漢方製剤市場では84.3%という圧倒的に高いシェアを誇っています。
・現在、薬価収載され健康保険が適用となっている漢方薬は148品目あり、当社ではそのうち、129品目とその原料となる119種類の生薬を取り扱っています。当社では今後、新しい漢方製剤を開発するのではなく、129処方の使用が拡大されることを目指します。
・漢方製剤は特許が存在しないため、誰でも自由に作ることが可能ですが、新しい処方を新たに上市する場合は、新薬と同様に臨床試験を行い、承認を得る必要があります。また、後発品を出すためには既存製品と生物学的同等性を証明する必要がありますが、多成分系の薬剤である漢方製剤は証明が非常に困難であり、現在後発品として認められている薬剤がないのが現状です。
・2012年度における医療用漢方製剤市場は薬価ベースで1,312億円に達しており、割合としては1.4%となっています。現在、全ての医学部、医科大学で漢方医学講座が必修化されており、今後の漢方ニーズの高まりが予測されます。合わせて全国84の大学病院でも漢方外来の設置が進められています。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例