具体的な業務内容
インフラエンジニア(超分散コンピューティング基盤の研究開発/国家プロジェクト)【T】
■主な業務:
・クラウド(AWS/Azure/GCP)およびオンプレミス(OpenStackなど)を併用したインフラ基盤の構築
・モバイルネットワークをエミュレートする環境(5G)の構築
■具体的な業務:
・研究開発インフラ環境の要件整理、ベンダー発注/選定、設計、開発(機器選定、評価)、試験、導入
・上記環境の設計/構築業務におけるプロジェクトマネジメント業務
※開発業務を担うベンダーコントロール含め、プロジェクトマネジメントを担っていただく想定です。
■部門概要:
当社は、超デジタル社会を支える次世代デジタル社会インフラの担い手へと変革することを目指し、これまでの通信事業の枠組みを超えて、社会や産業のDXを促進するとともに、デジタル産業の創出やデジタル人材の輩出に貢献することを進めています。当部署ではその一部を担う超分散コンピューティング基盤に関連する研究開発のためのインフラ設計/構築を行っております。
■ミッション:
研究開発プロジェクトのメンバーが利用するインフラ環境の設計構築および運用を担当します。
■関わる研究の概要:
当社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)と共同で超分散コンピューティング基盤の超分散処理技術やデータ連携基盤技術に関する研究(以下「本研究」)を開始しました。本研究の概要としては以下になります。
(1)データが広域に分散している環境で、一定の時間内に処理を完了する確度を高める技術
(2)現実世界から多種多様かつ大量のデータを取り込み、処理する技術
(3)複数の場所から生み出されるデータを一定時間内に安全に連携する技術
(4)ポスト5Gを生かす(1)〜(3)の技術を適切に組み合わせて、提供するモデルの構築と実装
(5)研究開発の成果を広く普及させるための戦略の立案と推進
本研究によって、超分散コンピューティング基盤が実用化されることで、企業や組織ごとに分散しているデータを共通の基盤で連携させ、さまざまな分野のデジタル化を実現することが可能になるほか、分散した計算資源やネットワーク資源を一体で扱うことで、データを利用したいユーザーの近くで処理するなど、最適な場所で最適なデータ処理を行うことが可能になります。
変更の範囲:会社内でのすべての業務
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例
開発環境