具体的な業務内容
銀行や証券会社などの金融機関をお客さまとし、預かり資産営業支援システム「ASSET DIRECTION®(アセット・ダイレクション)」や投信窓販支援型ロボアドバイザー「ミライノシサン®」の導入提案から設計、開発、維持管理までの業務に取り組んでいただきます。
いざ導入案件が始動すると、まず開発作業を担当するパートナー企業と一緒に、導入後のお客様の業務フローや販売員の皆様の操作イメージ、ニーズ、想いなどをお聞きしながら、要件定義/基本設計を進めていきます。お客さまにとっては、リテール営業戦略の一端を支えるシステム。ニーズを正確に反映したうえで、高品質かつ信頼性を確保したシステム実装が常に求められます。そのため要件定義/基本設計期間は、打ち合わせや情報収集、資料作成、社内外関係者との調整などで忙しく緊張した日々の連続ですね。
また、システム実装作業と並行して、お客さまから個人投資家への金融商品・サービス提供の仕組み作りのサポートも行います。具体的には、ASSET DIRECTION®やミライノシサン®を活用した教育・研修プログラムの提案や、投信分析データの提供、マーケティング施策立案といった投信営業支援などがそれにあたります。個人投資家に対して、お客さまの提供価値が向上するために、当社がどのようなサービスを提供でき、どう貢献できるかを考えながら取り組んでいます。
システムの稼働後にお客さまからねぎらいの言葉を頂いたときは、とても嬉しいですね。今までの取り組みが認められた瞬間でもあるわけですから。また、ASSET DIRECTION®やミライノシサン®の導入とその後のサービスのご提供を通じて、投信販売現場における業務の効率化はもちろん、販売スキルの標準化を実現させているという自負もあります。結果として、「わずかでも投資信託市場の発展に役立っている」と感じられることは、やはり大きなやりがいだと言えるでしょう。
もちろん、ASSET DIRECTION®やミライノシサン®に限らず、当社としてお客さまに何が提供できるか、貢献できるかを考え、ソリューションを提案していくことが常に求められるものの、思うようにはいかないこともあります。日々、試行錯誤の繰り返しといったところです。
当社は組織としてはそれほど大きくはありませんが、その分、エンドユーザーであるクライアントとの折衝からリリース後の運用まで、幅広い業務に密に携われるのが魅力ですね。
業務の範囲や幅が広くその分責任も伴いますが、コンサルタントとして、折衝から運用まですべてにかかわることができるため、多くの学びがあり、努力次第では大きく成長できる環境があります。