具体的な業務内容
神奈川県で当法人が運営する綾瀬厚生病院で、薬剤師として地域の医療に従事してください。当院は院外処方なので外来の調剤業務はほとんどなく、主として医療チームの一員として、投薬治療にあたっていただくことになります。また、医薬品の管理、入院患者さんの持参薬管理や、処方に沿った調剤等も仕事内容に含まれます。それぞれの業務にあたるスペースとしては、病棟・外来それぞれの調剤室に加えて、DI室(Drug Information=薬剤情報管理室)、薬剤師の執務室、薬剤管理庫を個別に設けています。各業務におけるさまざまなオペレーションに、それぞれの空間できちんと整理して対処できる環境を準備しているので仕事がしやすいと思います。責任者に加えて4人の薬剤師、事務スタッフと一緒に仕事にあたってください。
医師や看護師と直接連携して病棟で入院患者さんと密に接し、チーム医療の一翼を担っていける部分です。
一般的に総合病院での外来調剤、服薬指導はそれだけでかなりの仕事量になり、日々たくさんの患者さんと接することになりますが、患者さん一人一人との接点は、薬を受け渡す場面だけになります。もちろん通院の患者さんと顔を合わせることで病状の改善/悪化は感じ取れますが、投薬の過程にずっと寄り添うことはできません。
一方、当院での仕事では、毎日病棟に足を運んで入院患者さんと接することの比重が高くなります。一人の患者さんに日々向き合い、投薬治療を通じて病状がだんだんに良くなっていき、元気で退院まで至れる、という過程を間近で見られるのは、医療人としてやりがいを感じられる部分だと思います。