具体的な業務内容
神奈川県で当法人が運営する綾瀬厚生病院で、作業療法士として医学的リハビリテーションに携わってもらいます。接する患者さんは入院、外来の両方です。診療科としては整形外科、脳神経外科、内科。いずれも上肢機能改善のためのアプローチを行い、患者さんの日常生活動作・家事等のリハビリテーションが中心になってくると思います。
作業療法は理学療法などとともに院内のコメディカル部門としてまとめられるケースもありますが、当院では個別の作業療法室を設けています。畳のスペースや調理器具なども用意されているので、患者さんともども生活リハビリテーションに取り組みやすい環境だと思います。
整形領域と脳外科領域のリハビリテーションが半々ぐらいで、特に整形外科では、一人の患者さんのリハビリテーションに際しては、作業療法士が最初から最後まで患者さんに付き添うことになります。手術前、不安と悲壮感に包まれている状態の患者さんに手術前に会うところから始まり、手術後のリハビリテーションを通じてどんどん明るくなっていき、退院まで至るという段階まで、一人でずっと担当できるというのが大きなやりがいだと思います。脳外科の手術は系列の大学病院でオペを行うので回復期からの関わりではありますが、それでも患者さんと1対1で向き合う時間は長く、さまざまな会話なども通じて一緒に改善を目指していくので、患者さんの心身の変化が如実に伝わってきます。
なお現在、職員の産休などもあって作業療法士が手薄なので、すぐに前線に立って当院の作業療法分野をリードしてもらいたいので、そういう部分でもやりがいを感じられると思います。