具体的な業務内容
当社の業務を一言で言えば、あらゆる「モノ」を「計測」することです。その解析データを基に、クライアントの事業が円滑に進むようコンサルティングを行っています。
道路や橋架などの大型コンクリート構造物の計測などは非常に特殊な分野で、たった一つの「公式」というものがありません。そもそも計測を行っている、あるいは行える企業自体が少ないというのが現状です。「計測」の業務に携わった経験のある方でも、当社のような対象物を計測していた方はごく稀だと思います。私たちがこれまで培ったノウハウを基礎からから指導していきますので、こうした業界が未経験の方の応募も大歓迎しますよ。
下記は、これまでに当社が手掛けた業務実績の一例です。
【施工支援計測】
○ケーソン姿勢監視システム
○圧入監視システム
○マンロック退函監視システム(NETIS登録)
○地盤改良施工管理システム
○接触防止システム
【現場監視計測】
○騒音・振動測定
○挙動観測
○応力変形観測
○水位・水質観測
【調査】
○レーダー探査による配筋・かぶり厚調査
○コンクリート強度試験
・衝撃弾性波試験
・超音波試験
・ボス試験
○非破壊試験による鋼製防護柵根入れ長測定
○アンカーボルト長さ測定
○温度応力解析
○構造物健全度診断
【その他の計測】
○注意喚起マップシステム
○函内携帯型表示器(PDA)(NETIS登録)
○タッチdeアラーム
例えば、大きな橋を架ける現場で、高さ10メートルを優に超える橋脚を建設する場面を想像してください。橋脚のわずかな傾きは人間の目には見えませんし、それは計測のプロである私たちも同様です。ですが、このわずかな傾きが積み重なっていくと、どのような事態を招くかは想像に難くないと思います。私たちの仕事そのものが、安全や品質に直結する重要な責務を担う業務です。そのような仕事に携われることが、何よりのやりがいだと感じますね。
また、この事業を行っている企業が少ないことは前述したとおりです。言ってしまえば、当社が始めた測定法などの技術やノウハウが、そのまま世界標準となる可能性を秘めています。そういった環境で働けることも、この仕事の大きなやりがいの一つだと思いますね。