具体的な業務内容
【愛知県豊田市】蓄電池システム制御インバータの基礎・先行開発 ※トヨタ自動車100%出資企業
■職務内容:
蓄電池(バッテリー)から発せられる電流の直流・交流を制御するためのパワーコントロールユニット(PCU)=インバータ(ハード・ソフト)の基礎・先行開発業務。
■職務詳細:
当社はハイブリッドカーに搭載されていた蓄電池を再利用した定置型蓄電システムの開発と実用化に成功しておりますが、電動車両のもHV・PHV・EVなどとバリエーションが増えてきている中で、多様な容量・方式・規格・特性のある蓄電池が、国内外問わず様々なメーカーから市場展開されるに至っています。当社は蓄電池を再利用した定置型蓄電システムのパイオニアとして、どんな形式にもとらわれず対応可能なパワーコントロールユニット(PCU)=インバータの開発をリード頂くことを期待しています。
■組織状況と期待:
電池システム開発室には約10名が所属しておりますが、パワーエレクトロニクスに関する知見が不足しており、パートナー企業との窓口となり、調整・協議・交渉を担って頂ける方を求めています。
■事業分野の状況:
トヨタグループならではの事業として、2013年にプリウスの使用済み車載バッテリーを再利用しリユースバッテリー(スマートグリーンバッテリー)を活用した定置型蓄電システムを実用化(ハイブリッド車専用蓄電池を利用した定置型蓄電システムは世界初)しています。当社はパートナーとなるトヨタ自動車様とともに、持続可能な開発目標(SDGs)を掲げながら、上記のような基礎・先行開発テーマをエコ技術のオンリーワン企業としてチャレンジしていきます。
■同社の強みと魅力:
トヨタ自動車が1960年代に省エネ、軽量・コンパクト、低エミッションという優れた特性に着目して開発を始めたガスタービン技術の研究開発に端を発し設立された背景と、トヨタ自動車元町工場内に拠点を構えていることからも、トヨタ自動車の基礎・先行開発部門との結び付きが強くあり情報交換も活発です。そのため、エタノールなどのバイオマス燃料や、トヨタ自動車が世界で初めて市販化を実現したFCV技術優位性を活かし、水素と電池技術を活用したスーパーコージェネレーションのアイデアなどシステム構想力と実行力は他社の追随を許さない先進性を確保していると言えます。
チーム/組織構成