具体的な業務内容
【大阪・池田】新型車両の品質造りこみと検査設備の開発・導入※軽自動車国内トップクラス
■業務内容:
車両生技部/車両品質生技室では、新型車両の品質を確保するために内外装品質から駆動・足廻り、ボデー機能品質まで幅広く担当し、開発段階から量産初期段階まで完成車両品質の造り込みを行っています。また、完成車検査工程の検査設備の開発・導入を担当し、「走る」「曲がる」「止まる」等の車の基本性能検査や「スマートアシスト」や「ブラインドスポットモニター」などの最新の電子デバイスの検査設備の開発から導入までを業務としています。
■業務詳細:
新型車両の品質造りこみ/図面品質の向上と車両品質造りこみ
(開発段階)
・ばらつきに強く、組み立てやすい構造を設計に提案
・過去の不具合データを分析し、新車種の設計へ反映
(生産準備段階)
部品・車両が図面の要求通りの品質に仕上がっているかを確認し、不具合箇所を特定して原因を分析し、改善サイクルを実施する
品質評価と検査
・生産工場(京都、滋賀工場など)で量産前の車両品質を評価(内外装品質から機能品質、防水性、車内異音、走行異音・振動など)
・検査項目は800以上におよび、総合的な車両評価を実施し関係部署と協力して不具合対策を推進
・開発〜生産準備〜号口立ち上がりから約3ヶ月までを担当し、その後は工場品質管理部が品質全般を担当
検査工程の設備開発・導入
・検査設備仕様を検討し設備仕様書に基づき仕入先と詳細検討し検査設備を導入。工場への設備据え付けと正しく作動することの確認
・車両ECUとCAN通信を行い検査する装置の設定と検査の制御仕様の検討、仕様作成。及び、車両の制御設計へ改善提案、調整。
■仕事の進め方:
量産初期段階では、京都工場や滋賀工場での実務が多くなることから、一定の期間、駐在もしくは出張対応が必要となる場合がございます。現場からの要望や意見を適切に設計チームに伝え、逆に設計側の技術的要件を現場にも理解してもらうことで、品質を可能な限り最大化していきます。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成