具体的な業務内容
【大阪・池田】自動車全般の品質改善業務(設計/解析)※軽自動車国内トップクラス
■業務内容:
自動車市場において実際に発生した品質問題を起点に、設計起因の不具合について「情報収集 → 要因解析 → 再現試験 → 設計対策 → 再発防止」まで一連のプロセスを担っていただきます。
市場から収集された不具合情報(顧客・販売会社・ディーラーから寄せられる声や回収部品)をもとに、まずは問題の現象と要因を特定。必要に応じて、現地に出張しての実車調査や、試験設備を用いた再現テストを行い、真因に迫ります。
原因が設計起因と判明した場合は、具体的な対策案の立案・設計変更を主導。製造やサービス部門との連携を図りながら、対策の実装と効果確認も実施します。さらに、得られた知見は開発プロセスへフィードバックされ、将来の再発防止・未然防止へとつなげていきます。
担当分野に応じて、以下のいずれかの部署に配属されます。
・車両品質室(例:ボデー、シャシー、電装、内装など)
・ユニット品質室(例:エンジン、トランスミッション、ドライブラインなど)
・品質情報統括室(市場情報のとりまとめ、初期対応、設計部門との連携など)
いずれの部署においても、現場視点と設計技術の両方を活かした「技術的な課題解決」を主体的に進めていただくことが期待されます。
■仕事のやりがい、魅力:
お客様の車に起きた実際の問題を自らの手で解決へと導くという、大きな責任と達成感のある仕事に携わることができます。
単なる設計業務とは異なり、現場に出向いて車両や部品に直接触れながら、根本原因を突き止めていく工程には「ものづくりの本質」に触れられる実感があります。
また、開発では見えにくい“お客様のリアルな声”に直接向き合える点も大きな魅力です。
さらに、すべての部署が同一建屋に集結しているため、分野をまたいだコミュニケーションが活発で、知見の横展開がしやすい環境も特長です。
開発では解決できなかった難題に取り組むことで、エンジニアとしての技術力や対応力を飛躍的に高めることができ、市場品質というリアルな課題に挑戦しながら、成長できるポジションです。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成