具体的な業務内容
【日本橋本社】3ADC製剤における生産マネジメント業務 ◇英語活用/グローバル製薬メーカー
■業務内容:
◇3ADC(3つの主力抗体薬物複合体)製品に関わる国内外のCMOとの商用生産体制構築、変更管理マネジメント
◇後続ADCに関する製造場所選定や商用生産体制準備検討
■募集背景:
従来の低分子化合物の医薬品から、抗体・ADC・ワクチンなど高分子化合物の医薬品が、直近5年間で急増しています。特にADC品目については、3ADCsが本格的な商用製造フェーズに入ってきており、CMOとの調整・交渉、各種変更管理等の業務が拡大しております。並行して後続ADCsが商用生産体制構築のステージに入ってきており、ADC製品に関わる業務が急速拡大している状況です。また、長期収載品を含む既存品においても原材料の調達課題等に起因した多くの製剤変更が発生しており、グループとして慢性的な人員不足となっています。
これらの業務に対応するには、製剤に関する知識・経験(処方検討、申請業務、工業化検討や製造所への技術移転など)が必須となるため、急速に拡大するADC製剤関連のサプライチェーン技術マネジメント業務(商用製造場所選定、商用生産体制構築、変更管理対応等)に従事する人材の確保をキャリア採用にて検討すべく、本募集に至りました。ADC関連業務は海外製造所(CMO)との英語での直接交渉が必要であり、英語での交渉・折衝が出来ることも必須要件となります。
■キャリアパス:
◇3ADCsの業務経験を活かし、後続ADCにおけるCMC/SC視点でのプロジェクトリーダー・マネジメント
◇CMC/SC視点での製品戦略立案業務
■当社のADC技術の特徴:
リンカーについては、(1)高い薬物抗体比を実現し、がん細胞に多くのペイロードを届けることができ、(2)血中での高い安定性から、ペイロードが抗体から外れにくいため、がん細胞に確実に届けることができ、外れたペイロードによる正常細胞への悪影響を少なくすることができます。また、(3)がん細胞内で多く発現する酵素で選択的に切断されます。
ペイロードは(4)DNAトポイソメラーゼ1阻害を作用機序とする新規誘導体(DXd)であり、(5)がん細胞を死滅させる作用が強いことはもとより、(6)がん細胞に取り込まれたペイロードが周りのがん細胞にも作用するバイスタンダー抗腫瘍効果を発揮し、(7)抗体から外れた後は血中から速やかに代謝されます。
チーム/組織構成