具体的な業務内容
【駐在/中国】空調の音響測定・分析技術者(&現地マネジメント)●空調業界世界トップメーカー
■担当業務
主に以下業務に従事頂きます。
◎空調機の構造体の運転音(送風機、圧縮機)の評価・分析および音低減策の立案
・配管・ケーシングの振動と発生応力等、空調機全体の音に関する評価・分析、低減策の立案・実行
・音、振動に関する計測技術(最新技術の探索)をより高度化させる
◎冷媒通過音等の流体音の評価・分析および音低減策の立案
◎音評価の若手技術者への指導・マネージメント業務及び日本本部の要素技術者とのブリッジの役割を担っていただく。
(補足:業務内容【変更の範囲:当社業務全般)】)
■雇用元
ダイキン工業株式会社採用、大金(中国)投資有限公司出向(中国にて空調の生産開発を行う企業/住所:上海市市行区区庄工工区春光路345号)での業務。
入社後、約半年間は日本で勤務。その間で、ダイキンでのモノづくりの考え方、日本関係部署との繋がりを構築していただき中国に赴任。3年〜5年の中国勤務のちに、日本含めグローバル拠点での開発に携わっていただきたいと考えています。
■中国市場について
・ダイキン工業は1995年に中国へ進出。当時中国は「空調の夜明け」と言われており、空調ニーズが高まり始めていました。
韓国メーカーはじめ多くの空調メーカーが壁掛けや床置き空調機を出す中、ダイキンは中国の住宅市場に合わせ、VRV空調を応用した「家用中央空調」という独自の空調文化を作り上げてきました。
2011年には上海にR&Dセンターを設立。現在では400人を超える技術者集団となり、中国市場に合わせた商品を一から開発しています。
■お任せしたいこと
中国の高級マンションでは日本ようなルームエアコンではなく、ダイキンが作り上げてきた家用中央空調を採用している住宅が多いです。家用中央空調では、室外機一台に対して室内機4台、5台を動かしている。そのため室外機は高い能力が必要になり、大きな運転音の発生が課題です。(圧縮機から発せられる音、送風機の風切り音、冷媒が配管を流れる音、振動による放射音など)
運転音の静音化に関するニーズも多く、静音化の技術は他社との差別化のためにも重要です。マネージャーとしてチームをけん引し、静音化に向けた分析・音低減策の立案及び若手技術者の指導・育成してほしいと考えています。
変更の範囲:本文参照
チーム/組織構成