具体的な業務内容
大きく分けて2種類の仕事があります。
一つ目は高度交通管制システムや交通信号機設備の点検や修理を行い、安全で円滑な交通制御を継続的に維持する仕事です。
いかに快適なクルマ社会を形成するかというテーマのもとで、社会的レベルで検討しシステム構築を行います。たとえば高度交通管制システムを導入し、刻々と変化する交通の流れに対し、正確な情報をリアルタイムに提供し最適な信号制御を行うことで、交通渋滞の緩和や交通事故軽減の実現などに取り組むことになります。そのため、クライアントは各県警本部になります。
二つ目は、災害から身を守るために事前に状況を把握し災害警告を出す判断に繋がる災害警告システムを扱います。このシステムが正常に作動していないと、多くの人に被害が出る可能性があるので、とても社会性のある仕事です。
苦労して障害を復旧させた後、お客様や一般市民の方から感謝の言葉をいただいた時にやりがいや達成感を得られますね。
設置されている機器の多くは屋外にあるので、天候に関わらず屋外の作業が多くなります。そのため、炎天下での点検や、大雨の中で障害の対応に追われることもしばしば。大変なことではありますが、扱う機器は社会にとってなくてはならないものですし、それに対応していることを誇りに思っています。