具体的な業務内容
【大阪/守口】安全規格認証、維持管理<グローバル各国規格への対応>◆英語力を生かせる
主な担当業務は、新機種や設計変更したリチウムイオン電池(セル)の認証取得、認証取得状況や安全規格の内容に関する問い合わせへの回答、安全規格改定時の内容把握と社内関連部門への展開対応です。
リチウムイオン電池を製造販売する際に、必要な安全規格認証を取得・維持しておくことは必須であり、申請漏れなどによる認証の未取得や失効は、生産・出荷停止に直結します。さらに認証の失効が過去に遡る場合、未認証の製品を出荷したことによるコンプライアンス違反や賠償問題にも発展します。このように認証の取得・維持・管理は、非常に重要で責任重大な業務です。
また逆に、コンプライアンス順守のために、各種の安全規格を読み解き、必要に応じて認証機関などに問い合わせながら安全規格を正しく理解した上で、各部門からの問い合わせに回答し、必要に応じて是正を求める必要があります。
全ての安全規格は、設計や製造工程に対する規定が含まれており、また定期的な工場監査の受審を定めているものもあります。従って、主に技術部門、製造部門、品質部門との連携が求められます。また安全規格が改定された際に、顧客への影響を調べ必要な処置を検討するために、技術営業やSCM部門とも連携します。
■具体的な業務例:
・リチウムイオン電池(セル)の安全規格には、IEC規格、UL、中国GB/CCC、台湾BSMI、インドBISなどがあります。これらの認証を取得する際には、認証機関などに申請書類をメールで送付して申請しますが、全て英語でのやり取りとなります。また各安全規格の解釈や運用、改定情報などについて、認証機関などにメールで問い合わせることがありますが、この時も英語でのやり取りになります。
・全ての安全規格は、設計や製造工程に対する規定が含まれていますが、その規定する範囲や内容は規格ごとに異なっています。従って、コンプライアンスを順守しつつ各認証を適切に維持するためには、技術部門、品質部門などとの会話を通じて、各工場の生産フローを詳しく把握する必要があります。
・現在、当課では2名が本件に携わっていますので、この方々と一緒に業務を推進していただきます。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等