具体的な業務内容
【神戸】ウイルス安全性研究 ◇国内血液製剤シェアトップ/年間休日127日/安定した就業基盤
【自社生産・販売/数少ない「献血」の供給先/やりがいと働きやすさを両立できる環境】
■血液製剤について
血液製剤は、「善意」である献血によって提供された血液をもとにつくられる医薬品です。血液製剤は輸血用血液製剤と、当機構が生産する血漿分画製剤の2種類にわかれます。
血液に含まれる血漿に含まれる様々なたんぱく質より血漿分画製剤は作られ、血友病や重症筋無力症など難病や重篤な患者様に使用される「なくてはならない医薬品」です。
自身の仕事に大きな意義とやりがいを感じながら働くことができる領域です。
■研究内容:
感染性病原体研究室において、血液製剤の安全性研究をご担当いただきます。
血液製剤を介して感染症等が発生するリスクについては、完全には排除できないものです。私達の研究室は感染性病原体に対する安全対策研究を専門に行うユニットとして、このようなリスクを出来るだけ排除して安全性を向上させる研究を行っています。
血漿分画製剤については、血液製剤の製造工程でウイルス除去/不活化工程を経ることにより、原料血漿にウイルスなどの病原体が検査をすり抜けて混入したとしても、効果的にその感染力を失わせたり、ウイルスそのものを除去したりすることができるので、そのリスクは大幅に低くなっています。
しかし、vCJDの感染防止とプリオン除去等、さらなる研究が必要とされている分野もあり、病原体の除去/不活化技術の向上、より高感度で高精度な検査法の導入など、より安全性の高い血液製剤の開発・改良に向けた研究が必要な分野となります。
■当機構の特徴・魅力
【血液製剤の原料を提供されるのは当機構含め3社のみ】
日本血液製剤機構は日本赤十字社の血漿分画事業部門と田辺三菱製薬グループの株式会社ベネシスが統合し設立した一般社団法人です。日本赤十字社から供給をうけることができるのは当機構を含め国内で3社のみです。「善意と医療のかけ橋」という理念のもと、高い倫理観と使命感をもって人々の健康に貢献しています。
【安定した就業基盤】
自社で血漿分画製剤の研究から生産、販売までを一貫して行ない、この製剤を必要とする患者様に安定的にお届けしています。北海道と京都府の2工場体制で生産活動を行っており、両工場の分画量は、国内全体の1/2以上を占めます。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例