具体的な業務内容
【宇宙スタートアップ】[研究開発]宇宙往還機の概念設計の仕様検討エンジニア ※資金調達順調/開発強化
■ミッション:
ASCA重量推算の改善(重量推算データベースの改善)およびASCA解析プロジェクトでの概念設計をリードしていただく役割を担っていただきます。ASCAへの期待値は全社として、国としても非常に高く、やりがいのあるポジションとなります。
■詳細:
1.将来宇宙往還機の重量推算の改善
(1)情報調査:文献や、メーカHP(メーカへのコンタクト含む)や、Web情報などの調査
(2)データベース構築:集めた情報を将来宇宙往還機の重量推算
(3)設計検討:データベース化の過程において、構造、熱、などの教科書レベルの技術検討
(4)既存機の情報を整理して、開発機体のシステム構成の決定
※重量推算ツール内の推算モデル(データベース)は、WAATSなどの1980年代の情報に基づいているものがあるため、推算モデル2025年の最新の技術情報に更新する予定
2.有翼有人機の概念設計
(1)概念設計時における、各分野の経験者として設計の勘所を伝授、及び設計手順書の作成
(2)構造設計やサブシステムの既存文献の調査、内容理解
(3)構造設計やサブシステムの概念設計の実行
(4)構造設計やサブシステムの設計手順書の作成
※経験者によるサポートもございます
※社内には、過去の宇宙往還機であるHOPE開発経験者(レジェンド)が在籍しており、その方から直接指導を受けながらスキルアップが可能となります
【具体的なイメージ】
・構造関連:複合材を適用した場合の効果の推算:単純に物性値を金属からCFRPの置き換えただけでは正しい重量は見積もれない。航空機の事例(例えばB-787や、A-350)を参考に、同じぐらいの規模の機体を金属から複合材に変更した場合にどの程度の重量軽減が期待できるか調査、推算する。
・装備品関連:AVIO機器や、コンピュータ、もしくは油圧機器など、2025年の技術で設計するとどの程度の重量になるか?を推算するためのデータベース構築。
・ASCA3のシステム構成:これをどうするのか?については、既存のスペースシャトルや、HOPE、及び基幹ロケットを事例にシステム構成を仮決めする など
■チーム構成
現在2名の高い専門知識を備えた有識者が他の研究と兼務している状況です。
本ポジションは彼らと一緒に研究開発を進めていただける方を追加で募集しています。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成