具体的な業務内容
【横浜】プロセスエンジニア(原子燃料サイクル施設および軽水炉廃止措置関連のプロセス設計)
【日本を代表する総合重工業メーカー/海外売上比率約5割超のグローバル企業】
■業務概要:
IHIでは高レベル廃液ガラス固化施設やガラス固化体貯蔵施設等の建設に長年にわたり携わっております。原子力発電所で使い終わった使用済燃料から再利用できるウランやプルトニウムを回収して残った廃液は溶かしたガラスと混ぜ合わせ、固めてガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)にします。当グループでは、このガラス固化施設および、ガラス固化体を30〜50年間冷却・貯蔵するための貯蔵施設などのプロセス設計を行っており、放射性廃棄物の処理・保管に関わる新設または増設、あるいは福島の軽水炉廃止措置関連への事業拡大を目指しています。
■業務内容:
原燃サイクル施設の安全性向上および安定した運転確保や、今後の原子力発電所の廃炉や廃炉のための技術開発および検証などが積極的に取り組まれている中、現在ではそれらの技術を活かした新しい施設の建設が検討されるフェーズにあります。安全性向上の対策工事や増設案件に対して最適な構成を検討しながらプロセスに落とし込んでいきます。
■具体的には:
原燃サイクル施設および軽水炉廃止措置関連のプロセスエンジニアとして、各プロジェクトの進捗に合わせたプロセス設計業務(PFD作成/マテリアルバランス作成/プロセス機器の仕様設計・データシートの作成/P&IDの作成/メーカー発注仕様書作成/試運転・性能試験立ち合い)に携わります。
顧客(日本原燃/東京電力等)からの要求仕様を具体的に図書へ反映し、検討した設計について顧客と協議しながら合意形成を進めて行きます。
試運転・性能試験フェーズではSVとして試運転の指揮を行うため、3ヶ月〜半年の出張が必要に応じて発生することがございます。
■配属先情報:
資源・エネルギー・環境事業領域原子力SBUシステム設計部プロセス設計グループでは16名が在籍しています。
■ポジションの魅力:
◎プラントの企画段階から設計・建設・試運転に関わる設計業務の主担当となり一連の業務を経験することができるため、施設全体の知識とプロジェクトマネジメントの能力を身につけることができます。
◎原子燃料サイクル業務を通じて、日本のエネルギーの安定供給とカーボンニュートラル社会の実現に貢献することが可能です。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例