具体的な業務内容
【名古屋大学/千種区】土壌環境研究員〜年間休日125日以上/フレックス〜土壌分析や栽培試験の評価
〜科学の力で地球を救う、未利用バイオマス研究の最前線へ。持続可能な農業の未来を一緒に描きませんか?〜
■募集背景:
宙炭の量産化やプラント展開に伴い、地域の土壌や作物に応じた宙炭の研究開発が必要になっています。
そのため以下の課題を研究や分析目線のアプローチで解決できる人材を求めています。
1)量産時の品質安定化、性能向上
2)プラント展開地域に最適な宙炭の開発
3)レパートリー増加に伴う土壌/バイオ炭/作物の差分検証試験と評価
■宙炭(そらたん)とは:
宙炭は、地域の未利用バイオマス(もみ殻や樹皮など)を炭化したバイオ炭に、独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養した高機能バイオ炭です。日本酒の発酵技法を応用し、「土壌微生物菌群」を意図的に再現できる技術を用いています。
・地域の未利用バイオマス(もみ殻、畜糞、樹皮など)を炭化したバイオ炭
・独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養
・畑10aあたりCO?換算で1〜4tの炭素固定が可能
・土づくり期間の大幅短縮や収量向上、減化学肥料・有機転換を実現
■職務内容:
・宙炭の研究開発
・土壌種類や資材の組み合わせによる効果検証
・土壌分析や栽培試験の評価
・開発部、事業開発部との連携における研究・栽培実証プロジェクトでの分析パートの推進
・分析業務のマネジメント
<使用経験があるとよい機器類>
・顕微鏡
・サーマルサイクラー
・分光光度計
・次世代シークエンサー
・ガスクロマトグラフィー
・HPLC
■キャリアパス・やりがい:
・研究補助からスタートし、希望と成果に応じて研究テーマの設定も可能
・未経験でも土壌や菌に熱意があれば成長できる環境
・月面基地の食料生産システム開発など多様なフィールドで技術革新に挑戦
・ベンチャーならではの裁量権とスピード感を持って事業成長に貢献
■開発の背景:
・国連SDGsにも掲げられた持続可能な農業実現のため、温室効果ガス排出や化学肥料資源の課題に対応
・未利用バイオマスをアップサイクルし、持続可能な食料生産システム構築を目指す
チーム/組織構成