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コロナ退職後の過酷な生活「貯金を切り崩す」「精神的にも限界を超えた」シングルマザーの告白
会社の理不尽な方針に納得いかないと、余計なストレスを抱えてしまう。そうした日々の不満を新型コロナウイルスが後押しする形で、退職に発展するケースもあるようだ。キャリコネニュース読者からは、
とコロナが原因で退職を決意した声が寄せられている。そうした中、コロナ禍における失業で苦悩の日々をすごす人も少なくない。今回は福岡県の40代女性が元勤務先で経験した退職エピソードと、その後の悲惨な現実について紹介する。(文:鹿賀大資)
コロナで娘が不安定に。預け先がなく、やむなく退職を決意
女性は2月末まで、病院で看護助手をしていた。育ち盛りの2人の娘を持つシングルマザーだ。シフトは週3日、10~17時までの6時間勤務が目一杯だったという。
女性の両親は健在だが、母親は年金生活で子どもに無関心。父親も5年前に手術をしており、子どもたちを預けることができなかった。相談するあてもなく、女性は悩んだ末に退職を決めた。それ以前に職場の状況も酷かったという。
貯金を切り崩すギリギリの生活「精神的にも限界を通り越した」
女性は退職後の状況について綴る。
以前は煙草や飲酒がストレスの発散方法だった。しかし体調を壊したため、今は発散する場がないという。
女性は「雇用保険に入れる状態で働いておかないと、辞めた時がキツいです……」と後悔は拭えない。また「これから就職先も見つかるか、仕事もできるか不安です」とも述べている。2人の子どものためにも、1日でも早く幸先のよいスタートが切れる日を願うばかりだ。
※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナで退職を決意した人」や「”オンライン疲れ”してませんか?」に関するアンケートを募集しています。