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壮絶なブラック企業体験談「正月も休めず110日連勤。月400時間働いても年俸制なので残業代なし」
仕事の繁忙期や人員不足などで、残業や休日返上して働いた経験がある人も多いはずだ。ブラック企業経験談の中でも、休みなく連続勤務したエピソードが多数寄せられている。
1か月連続でも体力的には相当ハードだが、1か月以上全く休みなく働いたエピソードもある。(文:林加奈)
「1日15時間、72日連続勤務」休みなく働き続けた理由
営業職の40代男性の「自己最長記録は72日連勤、1日平均15時間勤務」と、2か月以上休みなく働いた過去を明かす。その理由は、
人員不足かつ売り上げのために連続勤務せざるを得なかったようだ。男性は結局「未達で賞与に響いていたため、実質的にワーキングプア状態だった」と当時を振り返る。
長時間労働で「社員の命」を蝕む職場も
一方、技術職の30代男性は、「入社2か月目から残業時間が平均160時間。元旦休みを挟んで前後110日連勤。月の勤務時間が400時間を超えたけど年俸制なので残業代なし」と、実に3か月越えの連続出勤だ。1日あたり平均すると約13時間勤務していることになる。明らかに働きすぎだ。男性がすでに退職済みであることは言うまでもない。
50代女性は、自身が連続勤務をしたわけではないが、別の社員が連続勤務した時のエピソードをこう語る。
働きすぎは精神的・体力的な負担があまりにも大きい。生活のために長時間労働を余儀なくされ、体調を崩したり命を落としたりしては元も子もない。生計を維持するために、そして仕事を続けるためにも心と体をしっかり休ませるべきだろう。
※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」や「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。