年収アップに役立つ8つの面接交渉術
面接の場で年収アップの交渉はなかなかしづらいもの。しかし転職で年収を上げた人々の多くは積極的な交渉をしています。この項目では転職の際に使える年収アップの交渉ポイントを紹介します。
Point 1 年収交渉は面接が進んでから切り出す
年収交渉は2次面接の最後や内定後の最終確認など、ある程度面接が進んでから切り出すのがベスト。お互いを詳しく知る前に金銭の話をすると、面接官から「お金にしか興味がない」と思われてしまいます。「何か質問はありますか?」と聞かれた際や、内定が見えてきたタイミングで交渉に入りましょう。
Point 2 年齢・スキル・経験から年収相場を聞きだす
自分と同程度の年齢・スキル・経験の社員がどのくらいの給与をもらっているのか、さりげなく聞いてみると給与相場を把握できます。自分の希望とその企業の相場がかけ離れていると、内定をもらっても年収アップは望めません。
Point 3 現在の年収では満足できないことをロジカルに説明
年収アップを狙うのは現在の年収に不満があるから。それを面接官にロジカルな説明で納得させることができれば、年収アップが望めます。現在の実績やスキル、経験など会社の利益に貢献できるキャリアに対して、年収がどれほど低いのかを説明しましょう。同僚や同業他社の年収と比較すると、より効果的です。
Point 4「年収の希望金額はありますか?」はチャンス!
希望年収額を聞かれた時は、内定が見えてきた可能性が高いです。そのため、遠慮なく希望の年収額を伝えましょう。ただしその際には根拠を示すことが大事。「~~の成果を出したいと考えています。その給与として年収○○万円を希望します」などと話しましょう。また、企業の想定年収と大きくかけ離れていると、不採用の可能性もあります。「年収○○万円を希望しますが、ある程度の譲歩も可能です」と交渉の余地も残しておきましょう。
Point 5 最低ラインの年収額を決めておく
内定欲しさに希望年収未満のオファーを受けてしまうと、いずれ年収の低さが理由で転職せざるを得なくなるかもしれません。そうならないように、月々のローンや将来計画などを考えた現実的な最低年収額を決めておきましょう。ただ、その最低年収はあくまであなたの事情でしかありません。面接官に「最低これだけは必要なんです」と訴えても、ビジネスライクに切り捨てられる可能性もあります。
Point 6 現年収にウソをつくのはNG!
実際よりも高い年収を伝えて、「今これだけもらっているんだから、御社でも最低これだけほしい」と交渉することはルール違反。入社後の年末調整などで前職の源泉徴収票から年収額がばれることもあります。
Point 7 入社時点の年収アップが難しそうなら、入社後の昇給を狙う!
会社に貢献できる人材でも、社内の給与制度などによって入社時点での年収アップが難しい場合もあります。その際は、入社後の昇給を狙うことも視野に入れましょう。面接の際に「入社後にこれだけの成果を上げるので、その時に改めて給与交渉の場を設けていただけますか」などと伝えておくと、面接官としても採用に前向きになれます。
Point 8 転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用している場合、彼らに年収交渉をお願いするのもひとつの手です。多くのエージェントはあなたの採用年収の何割かを仲介手数料として得ているので、希望の額を率直に伝えてOK。また彼らは転職のプロですから、あなたの市場価値や希望年収に対して的確なアドバイスをしてくれます。
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