面接でも使える! 営業シーンでの緊張をときほぐすコツ
営業職は人と多く接する仕事。しかし「営業職だけど、あがり症で緊張しやすい」「ここ一番のプレゼンなどで緊張してしまう」などと悩んでいる方がいるはずです。これは営業の商談時だけでなく、転職活動の面接にも影響することでしょう。
「緊張しやすい」というのは性格に関わることでもあり、一朝一夕で治るものではありませんが、緊張をほぐすポイントはいくつかあります。緊張と上手く付き合えるようになるための、効果的なコツをご紹介します。
どうして緊張してしまうのか
緊張しやすいという方は、恐らくさまざまなシーンで「どうして緊張してしまうのだろう」と考えていることでしょう。緊張するのには、具体的に以下のような理由が考えられます。
・話すべき言葉が出てこない
・相手がどう感じているか気になってしまう
・上手く話せているか常に不安で自信がない など
特に初対面の相手を前にすると、相手がどのような人なのか分からないため、緊張が起こりやすいはずです。あるいは目上の相手という場合でも、「失礼があったらどうしよう」などと萎縮してしまい、緊張度が高まる傾向にあります。
緊張をほぐすための方法
それでは、緊張をほぐすための方法・コツをお伝えしていきます。すぐにでも試せるものばかりですので、次の商談や面接に向けて、ぜひ取り組んでみてください。
伝えたい情報を事前に整理しておく
何を・どのように話すのかの流れをイメージして、あらかじめ伝えたい情報を整理しておきましょう。「最初にこれを言う、次にこの説明で補足する。最後にこういう結論を伝える」といった具合です。特に、最初の1分~3分の間に話す内容に関しては、実際に文章で書き出して声に出して読み上げ、違和感がないかを確かめておきましょう。スムーズに切り出すことができれば、その後の会話・発言も落ち着いて続けることができ、緊張しにくいはずです。「ちゃんと準備していた」ということが、自信にも繋がるでしょう。
時間に余裕をもって早めに動く
商談やプレゼン、面接に臨むまで、時間的な余裕をもって早めに動きましょう。移動手段、目的地までの道順などは事前に確認しておきます。また、資料やプレゼン用のデータなどの準備&チェックも入念におこない、忘れ物や直前の準備がないようにしましょう。時間ギリギリの行動になると、「間に合わないかもしれない」などの焦りがうまれ、気持ちにゆとりが持てず、緊張へと繋がります。
繰り返して自信を持つ
営業トークやプレゼン内容、面接の自己PRについては、ロールプレイングを何度も繰り返しましょう。営業トークであれば同僚や上司、面接対策であれば家族・友人・転職アドバイザーなどに見てもらい、「もうバッチリ」というレベルまで落とし込みたいところです。「自分なら大丈夫、問題ない」と自信を持てれば、緊張する理由などありません。
この他、商談・面接の場へ赴く前に深呼吸したり、手の平にある緊張をほぐすツボ『労宮』(ろうきゅう)を押したりするのも良い方法でしょう。「緊張して上手く話せなかった」と後悔しないよう、できるだけの対策に取り組んでみてください。(ライター:ナレッジ・リンクス/三河 賢文)