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    外資系企業の英語面接を成功させる6つの「言葉遣い」

    グローバル企業外資系企業の英語面接では、ただ内容が正しいだけでは十分ではありません。「言葉遣い」や「表現の仕方」によって、候補者の自信やプロフェッショナルさが評価されるためです。

    日本語で一般的な曖昧な表現や過度に謙虚な態度は、かえって能力が低いと見なされるリスクがあります。適切な言葉を選び、自信を伝えることで、あなたの能力や意欲をより効果的にアピールしましょう。

    1.主語を自分にして語る

    面接担当者は、あなたのスキルや潜在性を見ようとしています。主語を自分にして語りましょう。「We」を使いすぎると、チームの成果と個人の貢献が区別できなくなります。ただし、すべて自分の手柄にするという意味ではありません。自分の役割を明確にし、具体的な貢献を伝えましょう。

    • 悪い例:“We increased sales by 20%.”(私たちは売上を20%増加させました。)
    • 良い例:“As the team leader, I implemented strategies that contributed to a 20% increase in sales.”(私はチームリーダーとして、売上を20%増加させる戦略を実施しました。)

    2.具体性に欠ける「think」は避ける

    外資系企業では意見や考えを述べる際に根拠のない推測を避ける文化があり、英語面接でも自信や確信を示す表現が高く評価されます。

    特に「思います」という表現は日本語では多用されますが、英語の「think(~と思う)」は曖昧で頼りない印象を与えます。代わりに「believe」や「confident」といった明確な表現を使うことが推奨され、特に自分の能力や計画に対して確信を持っていることを示すことが重要です。

    • 悪い例:“I think I can solve this problem.”(私はこの問題を解決できると思います。)
    • 良い例:“I am confident that I can solve this problem, based on my previous experience managing similar challenges.”(私は、これまでの類似した課題への対応経験から、この問題を解決できると確信しています。)

    3.曖昧な表現を避ける

    同様の理由で、外資系企業では「kind of」「sort of」「maybe」などの曖昧な表現は、自信のなさを示すものとして受け取られます。面接官に確信を持っている印象を与えるため、具体的な言葉を選びましょう。

    • 悪い例:“I’m kind of good at managing projects.”(私はプロジェクト管理がなんとなく得意です。)
    • 良い例:“I have strong project management skills and have successfully led multiple teams to meet deadlines.”(私はプロジェクト管理に強みがあり、複数のチームを期限内に成功に導いた経験があります。)

    4.ネガティブな言葉を避ける

    「できない」「分からない」といったネガティブな言葉をそのまま使うと、能力不足の印象を与えます。これらをポジティブに転換し、学ぶ意欲や他の強みをアピールしましょう。

    • 悪い例:“I don’t know how to use this tool.”(私はこのツールの使い方を知りません。)
    • 良い例:“I haven’t worked with this tool yet, but I’m eager to learn and have experience with similar tools.”(私はこのツールを使用した経験はありませんが、学ぶ意欲があり、類似のツールを使った経験があります。)

    4.過度に謙虚な表現を避ける

    「私はそこまで得意ではないかもしれません」など、控えめすぎる表現は、実力を過小評価される原因になります。適度な自信を持って、自分のスキルを伝えましょう。

    • 悪い例:“I think I’m okay at this skill.”(まあまあ得意だと思います。)
    • 良い例:“I have solid skills in this area and have successfully applied them in previous projects.”(私はこの分野に強みがあり、過去のプロジェクトで実績を上げてきました。)

    5.主張が強すぎる表現を避ける

    一方で、自信を示そうとするあまり、根拠なく「自分が最高の候補者だ」といった過度に断定的な表現をすると、傲慢さを感じさせる場合があります。根拠を踏まえた丁寧さを残した表現にすることが大切です。

    • 悪い例:“I’m the only person who can solve this problem.”(この問題を解決できるのは私だけです。)
    • 良い例:“I am confident that my skills and experience make me a strong candidate for solving this problem.”(私のスキルと経験が、この問題を解決するうえで強みになると確信しています。)

    6.カジュアルすぎる言葉を避ける

    英会話のスキルが高い人にありがちですが、「like」「you know」「gonna」などのカジュアルな表現は面接の場では避けるべきです。フォーマルでプロフェッショナルな印象を与える言葉遣いを心がけましょう。

    • 悪い例:“I’m, like, gonna handle this task effectively, you know?”(私、このタスクを、まあ、効果的に処理するつもりなんです、分かりますよね?)
    • 良い例:“I am confident that I can handle this task effectively and deliver results on time.”(私はこのタスクを効果的に処理し、期限内に結果を出す自信があります。)

    コミュニケーションの姿勢に注意

    このほか、外資系企業の英語面接では、具体的な言葉選び以外にも気をつけるべきポイントがあります。それは、コミュニケーションの姿勢です。

    例えば「模範解答ではなく、自分の考えを話すこと」。型にはまった回答では、他の候補者との差別化を図れません。

    また、基本的な英語スキルは必要ですが、面接においては「細かい文法や発音にこだわるよりも、簡潔・具体的に伝えること」が重要です。面接で評価されるのは「英語力」ではなく「伝える力」だからです。

    「リラックスし、よい姿勢とアイコンタクト、笑顔を忘れない」も重要なポイントです。フラットな職場文化を持つ外資系企業では、親しみやすさや自信が評価されます。特に「この人と一緒に働きたい」と感じさせることが重要です。

     

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