女性が転職で新しいキャリアを始めるときのコツ
転職が決まったらやっておくこと
面接を突破し、晴れて転職先が決まっても、舞い上がってしまうのはよくありません。下記のことをしっかり頭に置いた上で退職の手続きに入りましょう。
- 最低でも1か月前には、上司に辞める意志を伝える。
- 引き止めや退職日の先延ばしは、毅然とした態度で断る。
- 業務の引き継ぎは時間的余裕を持って綿密に行う。
- 転職することを不用意に吹聴しない。
- 内定通知書や採用通知書を受け取っておく
特に3をおろそかにすると、転職後にまで余計なトラブルを招いたりする可能性があるので、しっかり引き継ぎ作業を行いましょう。また、転職することを言いふらしたりすると、社内の人間関係をぎくしゃくさせてしまう可能性があります。女性はどうしてもウワサ好きですが、粛々と退職手続きに取り組むことが大事です。
最初の3か月を乗り切る5か条
転職して最初の3か月間は、どうしても「想像していたのと違う」と考えがち。特に女性の場合、周囲の人に気を遣うあまり、男性よりも精神的なストレスが大きくなりがちです。職場でもなかなかなじめず、気まずい思いをすることも少なくないでしょう。そんなときのために、次の5か条を肝に銘じておきましょう。
(1) あれこれ考えすぎず、まずは目の前の仕事に集中する。
入社したばかりの時期は、前職よりもパフォーマンスが下がって当たり前。周囲もそのことはわかっていますから、ヘタに成果を上げようと焦るよりも、まずはその会社の仕事の進め方に慣れましょう。
(2) 社内の人に対してグチやうわさ話をしない。
おしゃべりでストレス発散できるのは確かですが、転職したての時期に不平不満を並べ立てたり、根も葉もない話題に興じたりすると、仕事への意欲を疑われてしまいます。
(3) 前職でのローカルルールは忘れ、新しいルールに従う
あいさつの仕方から書類の記入形式まで、企業にはさまざまな独自の“ローカルルール”があります。転職後はこうした独自ルールに慣れることから始めると、職場にもなじみやすいです。
(4) 家族や恋人・夫、友人には気軽に相談してOK!
新しい職場では相談できる同僚も少ないものです。その分、辛いことや不満点は家族や恋人、夫、友人などに気軽に相談してみましょう。話を聞いてもらうだけでもリフレッシュできます。
(5) 苦しいときは、転職した理由や実現したいキャリアを再確認する。
どうしても辛い時こそ、転職した理由や将来の目標などを思い出してみましょう。最初の3か月間を乗り越えた先に、理想のキャリアが待っているかもしれません。初心を忘れずに、黙々と仕事に取り組むことで道が拓けることも。
まとめ
●転職が決まったら、速やかに退職手続きに入ること。
●転職した最初の3か月はどうしても辛く感じてしまうもの。
あせらずに目の前の仕事をしっかりこなしていくことが大事です。
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