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    キャリア別でわかる! 女性の転職に役立つ11の資格

    転職を考えたときに強い味方になるのが資格。“女性の時代”といっても、まだまだ女性転職者を男性より低く見がちな傾向が残っている中、資格はあなたの能力を客観的に評価する指標になります。自分の強みを活かせて、景気や転職市場に左右されない…そんな資格を持っていれば、履歴書や面接でのアピール材料になります。

     

    女性の転職に役立つ資格にはどのようなものがあるでしょうか? 将来のキャリア像別に紹介します。

    1.「会社でキャリアアップしたい」 ~どんな仕事でも活かせる資格~

    たいていの仕事・業種で役立つ資格は、取得倍率も低くないのですが、年に数回試験日があるので何度もチャレンジできます。全般的なキャリアアップを検討している方にお勧めの資格です。

     

    • マイクロ ソフト オフィススペシャリスト(MOS)
    • 日商簿記(1級~3級)
    • ファイナンシャルプランナー  …その他

     

    MOSはWord、Excel、PowerPointなどマイクロソフト社製のオフィスソフトの技術を向上させることができます。これらのソフトの操作に長けると業務効率が必然的にアップするので、どのような会社においても重宝されます。

    簿記やファイナンシャルプランナーの資格は経理・財務業務のキャリアアップに直結します。簿記3級は1か月~2か月ほどの学習でも取得可能なので、試しに受験してみるのもよいでしょう。簿記の学習が自分に向いていることを発見できたら、ハードルは高いですが税理士や会計士などの資格取得の可能性も見えてきます。

    また、ファイナンシャルプランナーは税や保険などの知識を持つお金のプロ。金融機関、不動産、保険会社などの転職に大きな強みとなります。実際に経理・財務の業務に携わらなくても、お金や数字に強い社員はどこでも評価されますので、取得していて損はありません。

    2.「家庭での時間も大切にしたい」 ~結婚・出産を経ても活かせる資格~

    「仕事で家庭生活を犠牲にしたくないから…」と転職を考えるという人もいるでしょう。そんな思いを持っている人は、ワークライフバランスを実現させやすい職種に転職することが考えられます。以下の資格が活かせるでしょう。

     

    • 医療事務
    • 調剤薬局事務
    • 介護事務  …その他

     

    病院や診療所で受付や治療費の計算を行う医療事務、調剤薬局で受付・請求業務などを行う調剤薬局事務、介護報酬の請求業務やケアマネジャーのサポート業務を行う介護事務。医療・介護分野における事務作業なので、体力仕事や過度な残業などが発生しません。上記の資格は、そうした業務のスキルを高めてくれるので、転職でも有利です。また、半年ほどの勉強期間で取得できるというのも魅力的です。

    3.「自分の感性を活かす仕事がしたい」~センスを形にできる資格~

    自分のセンスを還元できる転職先を求める女性も多いもの。独自の感性を持ったあなたにしかできない仕事に近づくためには、下記の資格が考えられます。

     

    • カラーコーディネート
    • インテリアコーディネーター  …その他

     

    カラーコーディネートは色の専門家です。誰にどんな色が似合うか、この場面ではどんな色が有効かなどをアドバイスします。アパレル業界、化粧品業界、ブライダル業界など、女性向けの商品を扱う業界で活躍できます。

    インテリアコーディネーターは、楽しく快適な暮らしを応援する専門家。住宅メーカーやデパート、デザイン事務所など転職先は幅広くあります。学習時間が比較的短いのでトライしやすい点も魅力です。

    4.「新しい分野に挑戦したい」 ~不動産・建築の世界で活かせる資格~

    これまでは女性の進出が少なかった不動産業界・建築。しかし現在、これらの分野でも女性らしさを積極活用していこうという機運が高まっています。少し特殊なキャリアではありますが、これまで女性の進出が少なかった分、以下の資格を持っていると転職でライバルに差をつけられるでしょう。

     

    • 建築士(1級、2級)
    • 建築施工管理技士(1級、2級)
    • 宅地建物取引主任者  …その他

     

    建築士とは、建築のすべての施行、設計および工事管理をすることができる資格になります。企業では現場の管理担当として活躍することができます。倍率は高いですが取得すると建築の仕事に直結する資格といえそうです。

    建築施工管理技士は、建設費5000万円以上の公共工事ならびに、それ以外の2500万円以上の現場に1人以上監督させることが義務づけられている職種です。建築現場で需要のある資格であり、リフォーム業界などでも活かせる資格です。

    また宅地建物取引主任者(宅建)は、不動産の売買や賃貸仲介などに必要な資格。不動産屋では、事務所ごとに従業員の一定の割合で専任の宅建主任者を置くよう義務付けられていることもあり、需要が安定しています。また、不動産業界は特に女性の営業担当者を必要としており、宅建資格があれば転職でも非常に有利。不動産の世界で一旗揚げてみたい人は、取得を視野に入れてもいいでしょう。

     

     

    もちろん単なる資格コレクターになるのではなく、自身のキャリアを見据えて、それに沿った資格を取得するのが大切です。努力して得た資格は。きっとあなたの転職の強い助けになるでしょう。(ライター:香川とも)

     

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