社内恋愛でやってはいけない6つのタブー
今も昔も、社内恋愛をする人は少なくありません。特に働く女子の中には、ドラマや漫画のような社内恋愛にあこがれる人もいるでしょう。しかし、会社はあくまで仕事をする場。他の社員に迷惑を掛けたり、仕事を滞らせたりしては、その社内恋愛は歓迎されるものではなくなってしまいます。社内で恋愛をするのであれば、場をわきまえた大人のカップルとなる必要があるでしょう。社内恋愛をする上で、知って起きたい6つのタブーをご紹介します。
- 社内でのいちゃつき
- 社用メール・社用携帯電話での愛の語らい
- 仕事と恋愛上の関係を混同
- 不倫、二股、浮気など誠意のない行動
- デートでの経費の使用
- 帰社のタイミングを合わせる
1. 社内でのいちゃつき
他の社員がまじめに仕事をしている中で、2人だけが「恋愛モード」になっていたら、不快感を抱かれても仕方ありません。「常識がない」などと陰口をいわれてしまう危険性もあります。たとえ恋人が身近にいても、身体的な接触はもちろん、会話の頻度などにも注意を払い、自粛しましょう。一度社内で悪いウワサがたってしまうと、それを払拭することは難しいです。恋愛も大切ですが、双方の会社での立場を守っていけるような振る舞いが大切です。
2. 社用メール・社用携帯電話で愛を語らう
社用メールなどで、帰宅のタイミングやランチの約束などの連絡を取り合う社内カップルは少なくないようです。しかし、会社から支給されているものはすべて会社のお金でまかなわれています。それをプライベートで使うことはトラブルの元。もし事実が明るみになった場合には、会社側から罰則があることも。また、彼氏に送るつもりだったメールを社内の他のメンバーに送ってしまうなどのミスもありえます。連絡ツールは必ず社用と私用を切り分けましょう。
3. 仕事と恋愛上の関係を混同
直属の上司や部下、同じチームで働く同僚などと社内恋愛をすると、公私を混同してしまいがちです。「なぜ恋人の私を頼ってくれないのか」、「なぜ私を評価してくれないのか」、など相手に対してもやもやした気持ちを抱いてしまうからです。本来であれば、恋愛上の関係と、仕事上の関係は切り分けてとらえるべきですが、恋に没頭してしまうと、そうした冷静な判断ができなくなってしまいがちです。もしどうしても混同してしまうのであれば、直属の上司・部下などと恋愛関係になることは避けた方がよいといえるでしょう。
4. 不倫、二股、浮気など誠意のない行動
いくら仕事を頑張っていても、恋愛関係にだらしないというウワサが広がると、なかなか信用してもらえなくなるものです。社内での不倫や二股、浮気などが明るみになると会社での居場所も失いかねません。同じ意味で、別れてすぐに社内の他の誰かと付き合うことも避けた方が無難です。
5. 経費のデートでの使用
デートで食事した代金を経費で精算したり、恋人と旅行気分で出張をしたりすることは絶対に避けましょう。会社側に知られると、2人ともどもほぼ必ず処分対象となります。場合によっては2人とも会社を追われるということも起こり得ます。会社のお金や本来仕事をしているはずの時間を、プライベートで使うことは御法度です。
6. 帰社のタイミングを合わせる
帰りがけに食事をしやすいということは社内恋愛の魅力の一つのため、退社するタイミングを合わせるカップルは珍しくないかもしれません。しかし、一緒に帰っている姿を目撃すれば、他の社員は「あの2人は付き合っている!」という目で見るようになります。
また、残業代がしっかり出るような会社の場合には、「わざわざタイミングを合わせて帰れるということは、無駄に居残っているということでは?」とうがった見方をされることも。タイミングをずらして帰社し、社外で待ち合わせをするなどの配慮をしましょう。
もちろん、社内恋愛そのものは決して悪いことではありません。しかし公私混同したり、社内の人間関係の悪化を招いてしまうような恋愛では、マナー違反と見なされてしまうこともあります。節度を守り、大人として余裕のある社内恋愛を心がけましょう。(ライター:香山とも)