英語力が働く女性の武器になる5つの理由
国際化がどんどん進み、英語力は社会人にとってますます大きな武器になりつつあります。外国人の同僚ができたとき、また海外の取引先との交渉のときなど、英語を活用するシーンはどんどん増えていくでしょう。
なかでも、働く女性にとって、英語力は大きな武器になります。具体的に、英語が女性にとって強い味方になる理由を5つに分けてご紹介します。
- 現在の職場で英語が求められるようになる
- 転職に有利
- ひとりでできる仕事の幅が広がる
- 勤務地を選ばなくなる
- 憧れの職種・ポジションに近づくことができる
理由1)現在の職場で英語が求められるようになる
現在の職場では必ずしも英語を使ってはいないかもしれません。しかし「英語に堪能な人材が社内にいる」というだけで、上司や同僚は安心するものです。ちょっとした英語の翻訳、外国人客とのやり取りなどで頼りにされることも増えるでしょう。もちろん、「英語ができるならば、このプロジェクトに入ってみない?」「英語力を生かしてこの担当者になってみない?」など、現職において任される仕事の幅が広がることは間違いありません。
理由2)転職に有利
2020年東京オリンピックに向けて、各企業において英語が堪能な人材が求められています。観光業界、ホテル業界などはもちろんですが、販売員や飲食店などでも英語が話せる人材が必要になってきます。また、オリンピックを目標に外国人にも売れる新商品の開発や新規事業の立ち上げなどを検討している企業においては、英語力がある人材を求めているでしょう。海外と直接やりとりをするというだけでなく、企業内で招いた外国人アドバイザー・外国人社員などと日本人社員の間をつなぐ役割も求められます。外資系企業だけでなく、日本企業への転職においても、英語力は大きな武器になるといえるでしょう。
理由3)ひとりでできる仕事の幅が広がる
今後、社会全体の流れとして、より自由な働き方が追究されていくことは間違いありません。オフィスにとらわれず在宅勤務したり、自宅で独立開業したりといった具合です。こうした自由な働き方を追究する際にも、英語力は大きな武器となります。例えば、翻訳や通訳などは企業に所属しなくとも女性一人で活躍できる人気の仕事といえるでしょう。また、自宅で子ども向けの英会話教室を開くことなども可能です。
理由4)勤務地を選ばなくなる
英語ができないとなると、海外で働いてみたいという希望を持っていたとしてもそれを実現するのはハードルが高いものになってしまうでしょう。いろいろな場所で働いてみたい、日本にこだわらず仕事をしてみたいと思っている方にとって英語力は大きなプラスになるでしょう。海外企業への転職の可能性も出てきます。もし仮に、日本経済が失速したとしても、海外で働く場所を見つけることができるでしょう。
理由5)憧れの職種・ポジションに近づくことができる
女性に人気の職業では英語力が求められることが少なくありません。例えば、受付や秘書など人気の職種にも現在は英語ができる人材が必要です。転職だけでなく、社内においても英語力が理由で大抜擢されることもあるでしょう。一般職として働いていたところから総合職や専門職などへの移行の可能性も出てきます。もちろん年収がアップすることもあり得ます。自身の理想とする職種、ポジションなどを実現させるために英語力は大きな武器になるといえるでしょう。
英語力は女性の活躍の幅を大きく広げてくれます。TOEIC750点がひとつの目安といわれていますが、まずは何のために英語を身につけるのか、目標をしっかりと定めて勉強を始めると良いでしょう。(ライター:香山とも)