転職・仕事を成功に導く「女性の自信のつけ方」
女性が転職や仕事を成功させるために重要な要素として、「自信をつける」ということが挙げられます。自信がある女性は堂々としていて活発に見えますし、信頼も置きやすいもの。必然的に大きな仕事も任されやすくなるでしょうし、転職活動もうまくいくことが多くなるでしょう。
では、謙虚さやおしとやかさが美徳とされてきた日本の女性たちが正しく自信をつけていくには、どんな方法があるのでしょうか。6つのアプローチをご紹介します。
- 他人からの影響を受けすぎない
- 悩みごとがあるときこそ気分転換
- 群れすぎない
- 変化を恐れない
- 失敗はチャンスだと思う
- 規則正しい生活を送る
1. 他人からの影響を受けすぎない
「あるブランドが流行ると、みんながそのブランドを買い求めるようになる」「芸能ニュースをみんなで追っかける」……など、女性はとかく周囲と同調しがち。こうした同調性は、「協調性がある」という点で発揮されればよいのですが、他人と比較したり影響を受けすぎたりすることで、自分を見失う方向に進んでしまうと、自信をつけるのには逆効果となります。
自分には自分にしかない個性というものがあります。それは他人と比較して優劣を競うものではありません。「周囲から影響を受けすぎているかも」と感じたら、あえてそれを断ち切るような意識も大切。自分だけの価値に目を向けて、自信をつけていきましょう。
2. 悩みごとがあるときこそ気分転換
悩みごとがありネガティブな感情に支配されてしまうと、そのことしか考えられなくなってしまいがちです。しかし、そうした煮詰まってしまったときこそ、他のことに目を向けてみる意識が重要です。仕事で辛いことがあったのであれば、休日は趣味に没頭してもよいでしょう。また、職場の人間関係でつまずいているのであれば、学生時代の友人に声を掛けて息抜きをするのもいいでしょう。案外「気にすることもないような問題だな」と思えるかもしれません。
1つの悩みごとにとらわれすぎず、上手に気分転換をできるようにすることが、感情に振り回されない女性として、自信を形成していくのです。
3. 群れすぎない
上記の1と関連しますが、グループで活動したい女性は案外多いものです。そうした女性は、「ランチは同僚と一緒に食べなければ」「みんなが行くならば飲み会の二次会も出ようかな」など、周囲の動きに合わせ自分の行動を決しがちです。しかし、周囲に流されていることを続けていると、自身で意思決定する経験がどんどん乏しくなっていきます。いざ自分で決断しなければいけないタイミングになっても、判断ができなくなってしまうのです。これではなかなか自信を築いていくことにはつながりません。普段から、集団で群れすぎず、個人で動くことも意識しておくことが重要です。
4. 変化を恐れない
日本人女性は特に「安定」を求める傾向が強いといわれています。新しい環境に置かれたり、刺激的な体験をしたりすることは、たしかにストレスがたまる経験ではあるでしょう。しかし、転職や人事異動、出産や結婚など人生には変化がつきもの。
「状況は常に変わっていくもの」と肝に銘じることで、さまざまなことにフレキシブルに対応できるようにもなっていくのです。そして対応力を養うことは、自信をつけることにもつながります。「どんな事態・場面でも対応できる」という思いは、掛け替えのない自信になるといえるでしょう。
5. 小さな失敗はチャンスだと思う
生きていればいくつも小さな失敗をします。なかには、「どうしてこんなつまらないミスをしちゃうのかな」と落ち込むこともあるでしょう。しかし、その失敗こそがチャンスだと思えれば、メンタルを鍛えていくことが可能です。小さな失敗の原因を考え、繰り返さないことで、いくつもの成功体験が生まれますし、それがあなたに自信をつけてくれるでしょう。
6. 規則正しい生活を送る
しっかり眠っていなかったり、バランスのよい食生活ができていなかったりすると、正確な判断ができなくなることがあります。自信を持って思考したり行動したりするためには、規則正しい生活を送っておくことが重要だといえるでしょう。また、美容のためにも規則正しい生活は必須条件。外見を磨くことで心に余裕が生まれれば、自然と内面の自身にもつながっていきます。
女性の魅力は自信によって高めていくことができます。自信は女性の能力をより輝かせ、仕事面だけでなくプライベートの充実にもつなげていくものだといえるでしょう。謙虚さだけでなく、自分の「コア」となる自信をつけていけるとよいですね。(ライター:香山とも)