働く女子が知っておきたい「仕事の飲み会NG行動」
昔より減ったものの、今でも仕事上の飲み会は多いものです。そうした場では、女性社員はいろいろと気を使うことが求められることも少なくありません。「無礼講」と言われつつも、実際には目上の人に配慮をしなければいけいなど、大人の振る舞いが求められることもありえます。働く女子が知っておきたい、「仕事の飲み会NG行動」をご紹介します。
記事の目次
【NG行動1】飲み過ぎる
友人同士の飲み会であればお酒の上でのトラブルやミスは、少しくらいなら許してくれるでしょう。しかし、職場の飲み会での失態は、上司や同僚からの評価を下げるのに十分な影響力があります。飲みすぎて動けなくなってしまったり、暴言・失言してしまったり、書類の入ったカバンをなくしたりと、取り返しのつかないミスにつながる可能性もあります。大人として、社会人として、自分の飲酒の限度をわきまえて、飲み過ぎには注意をしましょう。
【NG行動2】仲の良い人だけで盛り上がる
職場の飲み会の場で、仲の良い人だけで集まったり話したりしていると、他の同僚たちからの印象が悪くなりがちです。特に女性の場合、同期や女性社員だけで輪になって内緒話するように集まることも少なくありません。しかし、仕事の飲み会・会社の飲み会であれば、日ごろ話を聞けない上司などに近づいてみることも必要でしょう。一人でいるメンバーにお酒を勧めるなどの気遣いも、大人の女性の振る舞いとして好印象です。
仲良い人と飲みたいのであれば、プライベートで飲みに行くチャンスはいくらでもあります。仕事の飲み会だからこそ、コミュニケーションを大切にしましょう。
【NG行動3】遅刻をする
いくら飲み会といえども、社会人マナーがなっていないのはNGです。「仕事が終わらなかった」などの理由で飲み会に遅刻・欠席することは避けましょう。もし、本当に緊急事態で対応が必要な場合には、幹事や上長に遅れることを事前に伝えておくとよいでしょう。スケジュールに余裕をもって、飲み会に遅れないように仕事を仕上げられる女性こそ、「デキる」と評価されるのです。
【NG行動4】言葉遣いやマナーができていない
遅刻と同様、飲み会の席でも言葉遣いや振る舞いのマナーがなっていないと、途端に評価が下がってしまいます。これまで真面目に仕事をしてきたことが台無しにならないように、飲み過ぎず大人の振る舞いをしていく必要があります。「無礼講だ」という雰囲気になっても、目上の立場の人には敬語で話をしましょう。また、大人の女性として、身だしなみはいつも気をつけていたいもの。就業後は、化粧なども落ちて顔色も悪くなりがち。飲み会前に化粧直しをする余裕を持つようにしていくとよいでしょう。飲み会会場が座敷席の場合には、ストッキングが破けていたり、短すぎるスカートを履いていたりすると、周囲から引かれてしまうかもしれません。身だしなみは常にTPOをわきまえた清潔感のあるものにしましょう。
【NG行動5】きちんとあいさつせずに帰る
いくら酔っ払ったり疲れていたりしても、けじめをつけずに帰るのはNGです。「いつの間にか消えている」などはやめましょう。全員にあいさつするのが難しい場合、上司や飲み会の幹事などに、きちんとお礼やあいさつをしてから帰路につきましょう。
【NG行動6】翌日に遅刻・二日酔いをする
飲み会マナーは翌日にまで続いています。飲みすぎて翌日遅刻するのは、社会人としてNGです。始業時間に間に合ったとしても、化粧をしてこない、髪がボサボサなど、慌てて家を出たような雰囲気を出すのもやめましょう。もちろん、二日酔いを引きずって、仕事に集中できないなどは避けるべきです。翌日にもいつも通りに仕事ができるように、飲み過ぎ・食べ過ぎに注意しておきましょう。
仕事の飲み会は楽しいものですが、あくまでもパブリックな塲です。基本的なマナーや自分の体調、翌日のことなども考えながら、節度をもって楽しみましょう。(ライター:香山とも)