働く女子が“自分時間”を確保するコツ
仕事、恋愛、子育てなどに追われ、気が付いたら「自分の時間がない!」という女性は少なくないでしょう。もちろん忙しい生活に充足感を抱けているのであれば、問題はありませんが、なんとなく忙しいだけで毎日が過ぎていくようならば、ふと立ち止まった時に虚しさを感じてしまうかもしれません。忙しい中でも“自分時間”を確保し、生活を豊かにする6つのコツを紹介します。
自分時間を作るために
前提として、忙しい女子は自分のことを後回しにしてしまいがちです。「仕事が終わってから」「子どもの用事を済ませてから」と、他の人のために過ごしているうちに、自分にかける時間が圧倒的に減ってしまうのです。まずは、仕事や家族・家庭と同じくらいに自分自身を大事にすること。これが自分時間を作る上での大前提です。その上で、以下のコツを実践してみてください。
【コツ1】ON・OFFをきちんと決めよう
現在は、どこにいてもスマホやパソコンで連絡が取れてしまいます。そのため、家に帰っても、食事に出かけていても、仕事のメールを逐一チェックしているという方も少なくないのではないでしょうか。
また、企業の残業時間短縮の働きかけから、自宅に仕事を持ち帰り、帰宅後や土日も仕事をしている方もいるようです。そうなると、ONとOFFの切り替えをすることができません。「仕事は家に持ち込まない」、「仕事用の連絡を帰宅後は確認しない」など自分自身で切り替えを設けておく必要があるでしょう。
【コツ2】自分のために過ごす時間を“予約”してしまう
スケジュールを“どうしてもやらなければいけないこと”だけで埋めてしまっていませんか? そうしていると、「習い事に行きたいと思っていたのに、忙しくて行けない」「旅行したいと思っていたのに、休めない」といった事態に陥ってしまいます。自分のことを、仕事と同じように大切にしていれば、このようなスケジュールにはならないはず。
そこで、自分のやりたいことのために、最初からスケジュールを確保してしまうのです。例えば、スケジューラーや手帳にあらかじめ記入してしまうことです。事前に予約を取れるような美容院や旅行であれば、取ってしまってもいいでしょう。そうすることで、それを実現させるための時間をやりくりするようになっていきます。
【コツ3】SNS時間を区切ろう
「無駄な時間を排除する」というのも、時間を捻出する上で重要です。多くの方が無駄な時間を割いているのが、SNSです。情報収集は重要かもしれませんが、毎日「なんとなく」でSNSを見て過ごしていませんか。改めて、自分でSNSに使っている時間を書き出してみてもいいかもしれません。その時間を減らすことで、自分に使えるまとまった時間が増えていきます。
【コツ4】ダラダラテレビ、ネットサーフィンをやめよう
SNSと同様、無駄な時間の代表格がテレビやネットサーフィンです。家に帰って、ダラダラとそうしたものに時間を取られていないでしょうか。そうした時間を取り除くだけで、自分に使える時間は増えます。テレビは本当に観たいものだけ録画して観る。ネットは決まった時間だけ使う……。そんな工夫をすると、時間のやりくりが上手になれます。
【コツ5】隙間時間を有効活用しよう
隙間時間を活用することで、自分の時間をまとまって取れるようになります。例えば、携帯電話のメールへの返信は、まとめて電車移動の際におこなうといったコツが有効でしょう。まとまった時間は自分のために、隙間時間は必要なことをする時間に、などと割り振っていくと生活にメリハリをつけることができます。
【コツ6】人間関係を断捨離しよう
友達が多いこと、付き合いが多いことは、一見すると充実しているように見えるかもしれません。しかし、実際には不要な人間関係があるのも事実ではないでしょうか。お付き合いレベルの人間関係を断捨離してみると、出費がかさむだけの飲み会やパーティーも減り、自分の使いたいように時間を使うことができるようになります。勇気がいることですが、自分に必要な関係性とは何かを改めて考えてみるのもいいでしょう。
仕事・家事が充実していることと、それに振り回されることはまったく違います。時間を自らの手でコントロールし、自分の時間を確保することで、仕事・家庭にも張り合いが出てくるでしょう。(ライター:香山とも)