女性の視点が求められているネット業界の4職種
同じ職種であっても、企業によって求めるものは変わってきます。しかしネット業界には、数ある職種の中でも女性視点を活かして欲しいというニーズが存在します。ネット業界では、どのような職種で女性視点を求められるのでしょうか? 女性視点を求められることの多い4つの職種を紹介しましょう。
- Webマーケティング
- Webデザイナー
- カスタマーサポート
- Webディレクター
1. Webマーケティング
女性ならではの消費者目線から、マーケティングに取り組める人が求められます。消費意識が高いと言われている女性に対し、同じ女性としての興味や感心からヒントを探り商品やサービスを企画・開発ることが期待されています。新しい価値の提供や問題の解決が得意な人、あるいはコミュニケーションが得意な人に向いており、企業によっては未経験から携わることができます。
2. Webデザイナー
ファッションやコスメなど主に女性向けのWebサイトやサービスでは、女性に特化したデザインやビジュアルが求められます。「同性にこそ分かる感性が必要だ」という考え方でしょう。女性のWebデザイナーは少なくないため、「キャラクターデザインが得意」「写真撮影もできる」といった自分ならではの強みがあると、より重宝されるはずです。
3. カスタマーサポート
B to Bのウェブサービスを提供する会社やECサイトの運営会社などでは、ネット業界ではクレームや顧客からの質問に対応するカスタマーサポートが重要になります。こうした電話応対や接客は、女性の柔らかな物腰や声は安心感を与えるとして、女性が求められることが多い職種です。相手の気持ちを察して適切に応対することで、感情の高まりを下げることにも繋がります。ストレスコントロールが得意など、割り切ることが長く続ける秘訣と考えられます。
4. Webディレクター
女性向けのデザインやアプリ制作においては、女性のWebディレクターが参加することが多くなってきます。1のWebマーケティングと同じく、女性ユーザーの心理を理解し、より“ウケる”サービスを提供するためです。また近年は女性のWebデザイナーやWebエンジニアも増えています。こうした現場では、女性が働きやすい環境を作る求められることが多く、その細やかな気配りに注目されており、同性の気持ちが分かる女性のWebディレクターが求められます。
なぜ女性視点が必要なのか、その理由は企業によって様々でしょう。中には社員が女性のみという企業もあり、求められる範囲も企業によって異なります。これらの職種の面接の際には女性視点を活かしてできることをアピールすると、他の人との差別化に繋がるかもしれません。(ライター:ナレッジ・リンクス/原 進)