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    転職のギモン99 「キャリア設計」に関する疑問

    2014年4月21日 転職の基本  -  転職のギモン99

    Q1 収入と働き方、どちらを優先してキャリアを考えるべき?


    A 目先の収入だけにとらわれると損する可能性も…

    「収入だけ」でキャリアを選ぶのはやや危険です。高収入でも激務だったり職場の人間関係が悪かったりすれば、心身を病んで入院…ということも考えられます。一方、転職時には少ない収入でも、理想の働き方を手に入れれば自分の能力を最大限に発揮できます。そうなれば長期的には昇給の可能性もあるでしょう。

     

     

    Q2 どうすればやりたいことや将来のキャリア像が見えてきますか?


    A 数年後の自分を想像してみて!

    3年後や5年後の自分を想像してみてください。どのような家に住んでいますか? 結婚して子供はいるでしょうか? 食事や衣服にかけるお金はどれくらいですか? 未来の生活を想像することで、どう働き、どれくらいの収入を得なければならないかが見えてきます。目標を設定することでキャリアステップが明らかになるのです。

     

     

    Q3 正社員経験のない28歳のフリーターですが、

     正社員への転職は可能ですか?


    A 選択肢は多くないが転職も可能!

    可能です。経験者を採用するのが転職の基本ですが、未経験OKの求人も少なくありません。ただし、同じ28歳・正社員が転職するよりも選択肢が狭まることは肝に銘じておくべき。転職するのであれば、未経験OKの求人やフリーター時の経験が生かせる求人をメインにエントリーするといいでしょう。例えば飲食店や小売業のバイトであれば、人と会話する職種に…といった具合です。

     

     

    Q4 正社員ですが、30歳から未経験業界への転職は可能ですか?


    A 志望意欲の高さを具体的にアピールすること

    可能ですが、「未経験でもこれだけ志望意欲が高い」ということをアピールする必要があるでしょう。例えば事前に関連資格を取得する、業界研究を詳細なレポートとしてまとめる、などです。少しでも生かせそうなスキルや能力があれば、面接や応募書類でアピールしましょう。また、欠員補充(前任者の代わりを探す求人)よりも増員求人(ポジションの人数を拡大する求人)を狙うほうが効果的です。

     

     

    Q5 志望度の高い会社や仕事なら、契約社員への応募もあり?


    A 正社員登用の可能性などはしっかり確認しよう

    正社員との待遇の違いや業務内容などを了承できるのであれば、契約社員からのスタートでもいいでしょう。その際は、正社員登用の可能性があるのか、どうすれば正社員になれるのかを事前に確認してください。また、入社後に「どうせ契約社員だし…」というスタンスをとるのはNG。求められている以上の成果を上げるように業務に取り組めば、その後のキャリアにも有利です。

     

     

    Q6 キャリアに差をつける資格や、これからの時代に役立つ資格は?


    A 英語やオフィスソフトに関する資格は広く活用できます

    国際化が当たり前になった現在、英語スキルを証明できるTOEICはどんな仕事でも有利。WordやExcel、Power Pointなどに精通したマイクロソフト オフィススペシャリスト(MOS)も、ほとんどの業界で活用できるでしょう。また、簿記の資格を持っているとビジネスを数字ベースで考える力がつくため、幅広く応用が利きます。その他、各職種に関連した専門資格も、転職で役立つでしょう。

     

     

    Q7 無職でキャリアに半年以上の空白期間が…。やっぱり転職に不利?


    A ブランクの理由と、期間中に何をしていたかを説明することが大事

    3か月未満のブランクであれば、ほとんどの企業は気にしません。しかしそれ以上となると、なぜ空白期間があるのか、何をしていたのかが問われます。資格取得の勉強をしていた人であれば、その狙いや結果などを回答すればいいでしょう。大切なのは、ブランク期間にも目的意識・向上心を持っていたかどうか。前職が激務のためどうしてもリフレッシュ期間がほしかったという場合でも、納得感のある言葉で説明できれば空白期間が不利になるとは限りません。

     


    Q8 退職した先輩から起業の立ち上げメンバーに誘われたが…?


    A 独立するくらいの覚悟が必要。決断は慎重に!

    創業メンバーへの参加と転職とでは、事情が全く異なります。ゼロからビジネスを展開するのですから、独立するくらいの覚悟と死に物狂いで働くヤル気が必要でしょう。収入の激減や倒産も考えられるので、事業計画をあらゆる側面から分析し、本当に利益が出るのかどうか確かめるべきです。こうした点をクリアできるのであれば、起業に取り組むのもいいでしょう。多大なビジネスの経験値が得られるはずです。

     

     

    Q9 転職後、結婚や出産の可能性があります。

     キャリアアップは難しいですか?


    A 結婚後や出産後も働き続けられます

    そんなことはありません。現在は出産休暇・育児休暇を設けている企業も増え、女性が長く働き続けられる体制が整っています。面接では「出産の可能性もありますが、家族にも育児を協力してもらえるので、こんなふうに働きたい」という意志を示すことが大切です。ただし、それもあなたの意欲次第。最初から「結婚したらすぐ退職」「出産後は専業主婦に」と考えていると、企業も採用をためらいます。

     

     

    Q10 子供が未就学のうちは、

     女性は正社員採用をあきらめたほうがいいですか?


    A フレキシブルに働ける企業を探してみて!

    独身女性と小さいお子さんを抱える女性、同じスペックであれば、やはり後者はやや不利です。しかし近年、育児支援制度を設けている企業や時短勤務などでフレキシブルに働ける企業は増加傾向にあります。パートナーや家族に協力してもらえれば、育児ももっとラクになります。思い込みでキャリアを狭める前に、育児をしながら働ける会社がないか探してみましょう。

     

     

    Q11 私としてはまだ働きたいが、夫は専業主婦を望んでいる。

     専業主婦を受け入れるべきでしょうか?


    A 働きたい意欲があればどんどん働こう!

    意欲があれば大いに働くべきです。20代~30代の女性社員の平均年収はおよそ300万~350万円ですから、世帯収入の大幅な底上げが可能です。また、育児後に就職する場合、わずかでも働いた実績があれば有利。その分、家事や育児などにかけられる手間が減りますが、旦那さんや家族の協力でカバーできるはずです。

     

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