Q「何か質問はありますか？」

「特にありません」は避けたいですが、ホームページや求人票を見ればわかることを質問するのもNG。業務内容や企業のことについて、一歩踏み込んだ質問をするのがベストです。例えば「1日の業務の流れを教えてください」「中途採用の方はどれくらいいて、どんな職種で活躍していますか？」など、外部からわかりにくいことを質問するのがいいでしょう。また「現在のスキルに加え、入社までに身につけておいたほうがいいスキルや知識はありますか？」などの質問も好印象です。

POINT 「特になし」は避けたい！　外部からはわからない点を掘り下げよう。

Q「最近、仕事以外で何か関心のあるニュースはありますか？」

日頃のビジネス意識の高さや情報感度が問われています。経済・社会情勢や新商品・新サービス、自分の身の回りのことなど、基本的には何でもいいのですが、なぜそのニュースに関心があるか、そのニュースをどうとらえたかが重要です。

例えば、ある企業の倒産のニュースに対して「気を付けたいと思った」と述べるか、「ビジネスモデルが～～に変化しており、今後も同様のことが起きるかもしれないと考えた」と述べるかでは、面接官に与える印象がまるで違います。志望する業界や職種、企業とからめて回答できるとベストでしょう。

POINT 何のニュースに関心を抱いたかより、それを見てどう考えたかが重要。

Q「あなたの将来の夢は何ですか？」

「その企業に就職した上で最終的に達成したいこと」を話すわけですから、あまり仕事と無関係なことを話すのは避けた方がいいかもしれません。

無難なのは、「～～な人物になること」と人物面でのゴールを示すこと。例えば「御社で営業職として活躍しつつ、コミュニケーション力を高めて多分野の人をつなぐハブのような人になること」といった具合です。その職種やポジションに求められる能力と関連させて、どんな人物になりたいかをまとめるといいでしょう。

POINT 突飛な夢を語られると、面接官にも混乱を招きますので要注意！