業界未経験でもチャレンジできるネット業界の職種
他の業界に比べて“若い”ネット業界。それだけ社員の年齢が若く、業界未経験でも挑戦できる余地があります。しかし未経験からチャレンジできるといっても、実際にどんな職種や仕事内容ならいいのか気になるところでしょう。未経験でもチャレンジがしやすいネット業界の4つの職種を見ていきます。
- 営業
- Webサービス企画
- Webディレクター
- Webサービス運営サポート
1. 営業
他の業界と同じく、ネット業界でも営業職は欠かせません。仕事を受注するための提案書作成や顧客へのプレゼンテーション、顧客へのフォローが中心の仕事になります。資料作成のための基本的なPCスキルが最低限求められるので、プレゼンテーション能力が高いと有利です。自分で考え、発言することが得意な人に向いています。より詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
→こんな仕事からの転職は有利：営業職
2. Webサービス企画
既存サイトの新機能の追加、新たなWebサービスの提案などがメインの仕事です。提案のための競合リサーチや資料作成なども求められます。新しいビジネスを考えるのが好きな人、マネタイズのアイデアを提案できる人に向いているポジションです。企画営業として求人募集されていることも多く、Webサービスを利益につなげられる人が求められているので、営業経験があると転職後にも有利なようです。
→こんな仕事からの転職は有利：商品企画、営業企画、事業企画
3. Webディレクター
Web制作における制作現場の管理を担うポジションです。スタッフの適切な配置やスケジューリング、制作物のクオリティーチェックなど、クリエイティブ制作に関する知識やプロジェクト管理能力が求められます。必ずしもWebサイトやWebサービスの知見が求められることはなく、ゲームや映像コンテンツ、書籍などの制作のディレクションに携わった人なら挑戦できることも多いです。また、状況に応じて、特集ページなどの企画提案を行うこともあります。
→こんな仕事からの転職は有利：映像、出版、ゲームなどのディレクター
4. Webサービス運営サポート
既存のWebサービスのカスタマーサポートを行う場合と、Webサービスのデータ分析を行う場合の2つに大きく分かれます。前者の場合、カスタマーサポートとしてのコミュニケーション能力が求められ、接客能力や交渉力を業務で意識してきた人が活躍できます。後者の場合は論理的思考が求められるため、数値から何かしらの傾向・特徴を読み解ける人が向いています。
→こんな仕事からの転職は有利：カスタマーサポート、市場調査・分析
未経験からネット業界に転職する場合、自分のこれまでの経験がどのように生かせるのかを考え、それを企業に伝える必要があります。それがうまく伝われば、Webに関する知識・経験は転職後にしっかり身につけていけばいいでしょう。
ただし、同じ職種でも会社ごとに求められる役割が異なる場合があります。また、求人内容も似ているようで違う部分が多いため、しっかりと精査したうえでチャレンジしてください。（ライター：ナレッジ・リンクス/原 進）
