具体的な業務内容
エレベーターを受注した後で、商品を設計する仕事です。エレベーターは建物ごとにニーズが異なりますので、それぞれに合わせた設計を毎回行っています。設計部門としては基準化設計とアレンジ設計の大きく二つに分かれています。基準化設計はベースとなる図面化を行っていく設計を主とし、アレンジ設計は基準化された図面からお客様ニーズに合わせた仕様へアレンジしていくことを主に行っています。
業務の流れとして、基準化設計ではコストダウン・品質向上・設計効率化の切り口から基準となる図面を作成します。アレンジ設計では各現場でお客様と打合せした図面と仕様一覧としてまとめたデータをインプット情報に、基となる図面を用いてアレンジ図面を作成します。
設計を通してエレベーターという、いつも当たり前に使用し存在しているものの奥深さに触れてほしいと思います。例えばエレベーターは建物に据付けてはじめて商品となりますが、その建物の条件は様々で、かつ、お客様の要望や基準も満たしながらエレベータ—を納める検討が必要です。色々な条件を要素として盛り込み展開していくことに、設計の奥深さを感じてもらえると思います。