具体的な業務内容
【大阪】研究員(遺伝子細胞治療創薬/プロセス開発の研究員)
■業務内容:
CAR-T細胞の創薬担当者として下記業務をお任せします。
1.CAR-T細胞等の遺伝子細胞治療薬の創薬研究を遂行する。一連のフローとしては,標的探索,CAR構造の設計・最適化,T細胞等へのCAR遺伝子導入,そして,CAR-T等細胞産物のin vitroでの評価を経て,in vivoへの薬効試験へと進める。
2.特に,CAR構造の設計・最適化に関しては,分子生物学・遺伝子工学的手法を用いてライブラリー等を構築し,多様なパラメータを測定できるin vitroアッセイ系を構築し,最適のCAR-T細胞等を表現型スクリーニングにて同定する。このスクリーニングは,wet(実験)とdry(in silico)の双方のアプローチで実施する。
3.あるいは,CAR-T細胞等のプロセス開発研究を遂行する。具体的には,目指す医薬品のプロファイル(TPP)から,QTTP (quality target product profile)とCQA (critical quality attribute)を設定する。次に,CQAを保証すべき,CPP (critical process parameter)をDoE (design of experiment)等の手法で決定し,そのDS (design space)を設定する。CPPがDS内に収まるかをモニターし,コントロールするPAT (process analytical technology)等のIPC (in process control)システムを導入し,プロセス開発検証を行う。
■同社の魅力:
同社は2021年に創業100周年を迎えました。同社は、医療・医薬品事業と食品・栄養事業の2事業で構成されます。売上の76%を占める医薬品事業では、中枢神経、腎・循環器領域に特に強みがあり、世界中で使用されています。国内に6工場を有し、特に、医薬品製造工場では全ての工場で海外査察に対応可能など他にない製造機能があります。自社創薬比率は80%超と、研究開発型メーカーとして、ユニークで革新的な製品を創出しています。またグローバル製品(エビリファイ/レキサルティ/サムスカ)は同社の成長ドライバーとして着実に世界的に売上が増加しています。日本発のグローバルメーカーとして、さらなる成長をめざします。
チーム/組織構成