具体的な業務内容
【栃木】12V鉛バッテリー及びリチウムイオンバッテリーの研究開発#4854
■職務内容:
従来から培ってきた鉛バッテリーに加え、電動化伴いリチウムイオンバッテリーも開発を行っていただきます。
・活物質、セパレータ、電解液の材料開発
・データサイエンス、機械学習等を活用した材料開発プロセス進化
・量産プロセスを考慮したセル極群(電極・セパレータ)と電解液設計およびセル構造設計
・小型セル試作・評価とモデルによる実セル特性予測
・パイロットラインによる実セル試作(ホンダセル量産性検証)
・セル特性評価(性能・構造・安全性)
・材料単体メカニズムとそれに基づくセルの複合反応メカニズム解明と対策提示
・セル充放電モデル、劣化モデル構築による開発プロセス効率化
・リチウムイオンバッテリー制御開発(状態推定・入出力管理・故障検知)
・車載条件でのバッテリー性能診断、劣化予測技術の進化
※M・M思想(Man-Maximum/Mecha-Minimumマン・マキシマム/メカ・ミニマム)とは
「人のためのスペースは最大に、メカニズムのためのスペースは最小に」
クルマはどうあるべきかを追求したHondaのクルマづくりにおける基本思想です。この思想をもとにHondaはお客様の喜びを第一に考え、求められる価値を求められる以上のレベルで実現できるよう開発に取り組んできました。
【開発ツール】※ミッションにより異なります
・セル評価/計測ツール:充放電装置、インピーダンス、安全性試験装置、構造信頼性試験装置
・材料分析:一般的な化学分析装置(形態観察、構造解析、元素分析 等)
・電池試作ツール:混錬装置、塗工装置、圧延装置、巻回装置、グローブボックス 等
・シミュレーション/HILS関連ツール:Matlab, Simulink 等
■魅力・やりがい:
車両の魅力を表現するデバイスはほぼ全て電気・電子デバイスを有していると言っても過言ではないと言われています。そのデバイスを駆動する電気の“エンジン”が12Vバッテリーです。
そのバッテリーもリチウムイオンへの代替えが進みつつあり、今後、進化拡大してゆく電動車および、その先のエコロジーな社会のキーコンポーネントとなっています。
その為、構造・通信・ソフト・ハード・機能安全等といった幅広い技術を習得することが可能です。
変更の範囲:専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合がございます。
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等